テーマ:ワイン大好き!(30784)
カテゴリ:泡モノ!
今回からは、先日の倉敷でのピノ・ノワールの飲み比べ会のワインです。先ずはシャンパーニュから。 ブリュット・プルミエール。生産者ボゼールは、シャンパーニュ南部、ロゼでお馴染みのリセイにあるRMです。RMと言いますと小規模なイメージですが、こちらは18ヘクタールと中々の規模の畑を持ちます。ただ、やはり経営は家族経営ですし、ブドウ栽培ではリュット・レゾネを実践しています。粘土石灰質の土壌でピノ・ノワールを多く栽培しており、手掛けるキュヴェも多くはブラン・ド・ノワールです。 と言う事で、こちらもセパージュは勿論ピノ・ノワール100%。価格は、3661円でした。 色はツヤ感はありますが淡い黄色といった程度。 泡は量は多いですが勢いはそこまで強くはありません。キメは程々に細かいですね。 香りは結構華やかで、ブリオッシュやカラメル、ハチミツといったものがよく薫ります。また、フルーティさでもフレッシュ完熟リンゴっぽさもありますが焼きりんごも感じられますし、グレープフルーツやミカンといった柑橘感もありますがママレードも出ています。その他、黄色い花やバターナッツ、若干のココナッツっぽさ、微かな乾燥ハーブといったものもあったでしょうか。 味わいは、華やかな香りに似合った果実味、ドサージュを感じるジューシーなアタックが印象的。ただ、そこはやはりシャンパーニュ、しっとりながらも明るい酸が甘みの後ろにたっぷり存在しています。ボディはライト。質感に多少のハリも感じますが、基本的にはなめらかかつ柔らかな印象を受けるものでした。 会では、最初にサラダや前菜のタイミングで飲みました。 まず、フルーティさが強いので割と単独で、それこそアペリティフなんかにもいいなと思えるものでした。 サラダとの相性は、野菜の甘みやみずみずしさが、ワインのフルーティさの後にすっきり感を足してくれる感じでしたのと、アラレの香ばしさはやはりワインの香りに合いました。 前菜とは、レバーパテの味わいの濃さにこそ負け気味でしたが、モッツァレラ漬けのクリーミーさやまろやかな旨みと合わせますと、果実味をマイルドに、酸を少し鮮やかさを増して感じられましたし、胸肉の叩きとは、その旨みと塩気がワインの味わいと相まって立体感のある味わいとなりましたし、そこにワインの華やかな香りが必然性を感じさせるかみ合い方でした。 ボゼールのシャンパーニュは、昔ロゼを飲んでおり、好印象でした。 今回の白も、香り、味わい共に華やかながらもバランス感もあり、ブラン・ド・ノワールのコクのある美味しさを、比較的手ごろな価格で楽しめる良い1本でした。 こちらで3661円ですが、取り寄せ商品にはなります。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年12月11日 22時45分38秒
コメント(0) | コメントを書く
[泡モノ!] カテゴリの最新記事
|
|