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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2018年02月03日
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カテゴリ:日本ワイン
  • KIMG2866.JPG

今回もサントリーさんの新酒です。ベーリーAですが、こちらはロゼではなく赤。
ジャパンプレミアム・マスカット・ベリーA新酒2017。サントリーさんの新酒は3種とも登美の丘ワイナリーで造られており、原料となるブドウも山梨県内の各契約農家さんからのもののようです。こちらに書かれていますが2017年は、7月下旬から8月中旬にかけての日照時間が平年の5割程度しかなかったそうで黒ブドウの着色にやや影響があったそうですが、9月の日照量は多く雨の少なさも相まって完熟を待って収穫が出来たようです。
価格は、やはり1700円程度。

は紫感のある赤黒。透明度はありますが低めです。

香りはやはり甘いニュアンスは出ており、黒蜜っぽさの印象があります。そこに、イチゴキャンディーやドライイチゴ、イチゴジャム、加えてチェリーやチェリージャム、更にはザクロっぽさといった赤いフルーツのニュアンスが加わります。また、甘草やシナモン的な茶色いスパイスっぽさも。他に、樽の影響もあるでしょうが、焼き栗的な甘さと香ばしさの合いまった雰囲気が遠くに有ったでしょうか。

味わいは優しい果実味のアタックがありつつ、明るい酸がそれを追ってきます。酸は後口にかけて支配的に。渋みは大人しいものですが、アタックから後口にかけて果実味や酸の傍らに存在しています。ボディはライト。クリアーさすら感じさせる滑らかなものですが、サラリとした口当たりの中にハリ感を感じることも出来ました。

飲んだのは昨年のクリスマス前でしたので、丁度ローストチキンを手に入れやすかったこともあり合わせましたがまあ間違いないですね。鶏肉の旨みや塩気にワインの果実味、渋み、酸が馴染みますし、皮の香ばしい焼き加減に対してワインのフルーティな甘いニュアンス、遠くに感じられる香ばしさといったものが嵌ります。
その他、トマトベースの肉じゃがや、レンコンのキンピラといったものも良いつまみになりました。
あと、面白かったのが鯖寿司で、生臭みが出そうなものですがそういったことも無く、鯖の脂といい相性を見せてくれました。また、シジミ出汁の藻塩を使った鍋スープがあったので魚貝や鶏肉で鍋にしてみましたが、エビとの相性が香りや旨み、甘みの点でかなり良く、結構魚貝にも行けるのかなと。

まさにベーリーAという香りや味わいのワインでしたが、均整は取れており、スイスイと飲める、しかし味わいや香りを楽しめるワインでした。食事との相性も、まさに日本の家庭料理に合わせて楽しいといった感じで、使い勝手の良さがあるなあと。



こちらのお店では1690円。新酒ですが、こちらもまだまだ美味しく飲めるでしょうし、むしろ2年後3年後くらいにどうなっているかちょっと気になったりもします。

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最終更新日  2018年02月03日 23時25分49秒
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