テーマ:ワイン大好き!(30817)
カテゴリ:泡モノ!
今回はスパークリングワインです。フクロウのマークで一世を風靡したキュヴェ・ミティークの泡になります。 ラ・キュベ・ミティーク・スパークリング・ブリュット。生産者ヴィナデイスはラングドックの協同組合になります。1967年にフランス・ラングドック各地の生産者が集まり始まった団体で、今では実に2500近くの組合員がいるそうです。毎年品質のいいワインを作るために、その2500の生産農家のうち出来のいい10軒程度のブドウを使ってワインを作っているのだとか。 セパージュは、シャルドネ100%。価格は、写真のお店では1872円です。 色は薄い黄色といった所で、そこまでツヤ感が強いといったものでもありません。 泡は、キメこそシャンパーニュのようなものではありませんが、勢いの強さがあります。 香りはバターやナッツ、クリームのニュアンスが出ており、そこにスパークリングらしい酵母っぽさ、白い花といった要素も加わります。勿論、フルーツ感もしっかりで、グレープフルーツやライムといった柑橘、それに完熟リンゴやパイナップルといった甘さのあるものも。その他、若干のグリーンハーブやジャスミンの花などもあったでしょうか。 味わいは果実味のアタックがしっかりありつつ、明るい酸がその果実味の中心にピッと入ります。ボディはミディアムライトといった所で、丸さや柔らかさを感じる質感。泡の勢いと相まって、広がりを感じる軽やかな口当たりです。 食事との相性では、太刀魚の切り身がありましたのでムニエル風にしてみましたがやはり合いますね。バターの香りや油分にワインの香りが馴染むのは勿論、太刀魚の甘みの強い味わいとも、その果実味や酸が噛み合います。魚の味わいとの相性の良さを、バターがさらに盛り上げ、華やかにしてくれる感じですね。 また、鶏肉で豆乳を使ってあっさりフリカッセ風もしてみましたが、こちらも狙い通り。鶏は胸肉を使いましたが、脂が少なく旨みの強いその味わいに、ワインの果実味と酸のバランスがこういった味わいに丁度いいようで、これまた嵌る感じですし、そこにタマネギの甘みやキノコの旨みが加わった豆乳ソースが相まって香りの面や味わいの面でより奥行きのあるマリーあじゅとなったかなと。 シャルドネの白ワイン感も結構ある、しっかりしたスパークリングワインと言う印象です。勿論、泡などに由来するスパークリングらしい爽やかさもあり、トータルとしていいバランスだったのではないかなと。 赤ワインのコスパの高さで注目を集めるキュヴェ・ミティークですが、スパークリングも流石の掘り出し物といったところですね。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年02月15日 22時47分07秒
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