テーマ:ワイン大好き!(30817)
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先日第2回日本ピノ・ノワールサミットへ参加しました際、日帰りでしたがまた少し東京をウロウロしてきました。
当日は夜行バスで早朝到着でしたので先ずは朝ご飯をと考えており、パン系がいいかななんて思っていたのですが東京駅内でお寿司の広告を見てしまい、ちょっとお寿司も食べたくなってしまいまして築地へ寄り道。 パンも食べたいしどうしようかな、と考えていたところ、丁度良く本マグロの握りが2貫500円で売られていましたのでそちらを頂きました。岡山ではメバチやキハダ、あるいはヨコワといったものはよく見かけますが、本マグロらしい本マグロはそれなりのところへ行かないとと言う部分もあり、美味しく頂きました。 その後は日比谷線で広尾へ。フレンチトーストが食べたかったということで、朝7時からモーニングを頂けるブレッド&タパス沢村さんへお邪魔しました。 フレンチトーストセット1300円也。フレンチトーストは自分でも時々作るのですが、まあ流石パン屋さんのフレンチトーストと言う事でパンが違いますね^^;卵液は浸み浸みで中はトロリとしており、甘味も程よく、甘い香りも少し感じられました。付け合わせのベーコンの塩気や旨みとの対比も素晴らしく、朝から贅沢を出来ました。 日本ピノ・ノワールサミットのあとは、神宮前にあるワインショップのウィルトスさんが新宿5丁目駅近くのワインバー・Lunetteさんとコラボして日本ワインバーをされていらっしゃったのでそちらへ。 ピノサミットから北海道続きですが、頂いたのはリタファーム&ワイナリーの十六夜・デラウェア2017。余市産デラウェアを野生酵母で仕込んだオレンジワインです。デラらしい甘い香りがありつつもそれが出過ぎず、いい複雑さがありました。味わいも辛口で、オレンジワインらしく程々の厚みがあり軽快に頂けました。 ワインのセレクトはウィルトスさん、そして、それに合わせてのお料理はLunetteさんのご担当です。こちらは、上記デラにあわせてのブリのスモーク。半生な食感と凝縮した旨み、程よい香りが素晴らしいですし、掛かっているソースはなんと石川のいしりを使っているという和風なもの。 こういったお料理ですと、個人的には軽めの赤やロゼなんかを合わせてしまいがちなのですが、これにオレンジワインのデラウェアと言うのが新しい印象でしたし、実際合わせますとオレンジワインのデラのもつ複雑さと甘さが優しいスモーク香といしりの香り、そして魚の香りにバッチリ合うのは勿論、魚+いしりの旨みと塩気に対しても、旨みを引き立てつつすっと切れ、余韻にまた魚の旨みが残るという見事な組み合わせ! 2000円台と言うのはかなりお手頃かなと。 続いてもリタファームさんで。風のヴィンヤード・メルロー2016です。風のヴィンヤードは自社畑だそうで、自社畑産メルロー100%になります。 全房を野生酵母醗酵させているとの事ですが、ちょっと野菜ジュース?的なニュアンスがありつつもその下にメルローらしい甘いフルーツ香が、控え目に、しかし確かに存在していました。軽いチョコやココア的な雰囲気やスパイス感もあり、味わいは渋み大人しく、軽やかながらしなやかさのある、酸の明るい辛口でバランスの良さを感じました。 そんなメルローに合わせたのはラザニア風の一皿。挽き肉の存在感とトマトの酸味、コクが美味しいミートソースの上にチーズをのせて焼いているというものですが、これもメルローとの相性バッチリ。 なにより噛み合うのが酸味同士。ワインの持つ明るい酸味とミートソースの酸味が合わさって、肉のコクや旨み、ワインの旨みを感じるにもかかわらず爽やかさすら感じられる味わいになります。その、ソースのコクに対しては、ワインの繊細な果実味や渋みがよく旨みを引き出してくれました。 3000円台のメルローとして、中々面白いワインだったと思います。 お料理の美味しさ、ワインの面白さ美味しさは勿論、この2組は本当にマリアージュという言葉がぴったりくる素晴らしい組み合わせだったなと。 オレンジデラと魚の組み合わせというのは目から鱗でしたし、日本の自然なメルローのもつ酸味とトマトの酸味の組み合わせと言うのも成程こういう合わせ方があったか!と、美味しさは勿論、組み合わせの驚き・発見という点でも楽しませて頂けました。 Lunetteさんはデザートもお得意なようですが、今回は時間が無く断念。また東京へ行った際には是非お邪魔させて頂き、デザートとワインの組み合わせも試させて頂きたいですし、ウィルトスさんのお店にもお邪魔させて頂きたいところ。イベントもよくされているようです。 今回も充実の遠征となりました。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年02月19日 23時27分57秒
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