テーマ:ワイン大好き!(30808)
カテゴリ:フランスワイン
今回はフランス・アルザスの白です。甘味のあるタイプになります。 アルザス・ゲヴュルツトラミナー・フルシュタンチュム2009。生産者はマルク・テンペです。アルザスのツェレンベルク村で1996年からビオディナミに取り組み、芽かきによる収量制限や夏季剪定も行わないという自然派の作り手になります。フルシュタンチュムは、石灰の多い粘土質の土壌だというグラン・クリュになります。 セパージュは、ゲヴュルツトラミナー100%。価格は、写真のお店では6361円。 色はツヤも濃さもあり、黄金と言っていいレベルです。 香りは華やか。ハチミツやリンゴのニュアンスがよく出ており、そこにゲヴュルツらしいライチっぽさや白コショウ、それに若干のオリエンタルスパイスと言ったものが加わります。加えて、フルーツ感は他にも感じられ、黄桃や洋ナシ、若干のオレンジピール的な雰囲気も。その他、ディル等のグリーンハーブや、石的なミネラルも感じられました。 味わいは甘みをしっかり感じます。勿論、酸はキッチリ入りますが、割と柔らかでおとなしい酸がふわりと果実味に乗って来るといったものでした。また、旨みやミネラル感も、その酸と一緒にやってきます。それら各要素が相まって、全体的にバランスのいい味わいとなっています。ボディはミディアム。丸さやまろやかさのあるもので、エキス分もそこまでゴツいものではなく程々。 今回は、チーズをつまんだくらいでしたが、ブルーチーズはやっぱり合いますね。ワインの甘みやボリューム感と、チーズの塩気や旨み、青い部分の癖やミルキーさが馴染みます。また、香りの華やかさとブルーチーズ独特のニュアンスとの相性もやっぱりいいです。 また、ウォッシュチーズとも、ミルキーで癖の少ないタレッジョだったこともあるでしょうが、塩気やミルキーさ、コクがよく合い良いつまみになりました。 そこまで甘い!と言う感じではないので、食事にも合わせてみたい印象でした。アジア料理、あるいはフルーツの祖s-スを使った肉料理など面白そうかなと。 マルク・テンペのワインは岡山でも購入できるお店があり、口にする機会も比較的多いのですが、下のキュヴェからこういった良いレンジのものまでいいですね。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年03月16日 00時45分55秒
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