テーマ:ワイン大好き!(30808)
カテゴリ:フランスワイン
今回はフランス・ブルゴーニュの白。ムルソーになります。 ムルソー・レ・ナルヴォー2016。生産者はイヴ・ボワイエ・マルトノです。4世代にわたりムルソーでワイン造りを行っているドメーヌで、ジュヌヴリエール、ペリエール、シャルムと3つのプルミエクリュ全てに畑を持っています他、ピュリニィ・モンラッシェやポマールなど、ボーヌ各地に合計10ヘクタールの畑を所有しています。レ・ナルヴォーは、ムルソーの谷を眼下に望む粘土を含んだ石灰質土壌で、ジュヌヴリエールと地続きとなっています。 セパージュは、勿論シャルドネ100%。価格は7000円程度が多いようです。 色は青みがかっていますがツヤのある黄色、軽い黄金といったところです。 香りは、らしいナッツやクリーム、それにトーストや蜜的なニュアンスがあります。また、オレンジピールやオレンジ、少々のグレープフルーツといった柑橘、あるいは洋ナシや完熟蜜入りリンゴ、カリン、軽いバナナといったフルーツ感もいっぱいです。加えて、オリエンタルスパイスの気配や乾燥ハーブ、軽いキノコのポタージュ、白や黄色の花、酵母、若干のミント?のような要素も感じられたでしょうか。 味わいは、香りに似合った果実味のアタックがあります。酸は明るいものが、じわりと出てくる感じで後口にかけてしっとり繊細に残る感じでしょうか。ボディは思いのほか柔らかく軽やか。流石にそれなりの密度は感じられますが、ミディアムライトくらいでしょうか。余韻もそこまででもなく、寧ろすっと切れるくらいでした。 今回は、帰省した際にワインバーで頂きましたので食事とは合わせて居ないのですが、香りのアタックを考えればやはり皮目を焦がした白身魚のバターソテー+クリーム系のソースなんていいでしょうし、鶏肉もフリカッセなどにすると良さそうです。 また、鶏肉ならもっとシンプルに焼き鳥でも良さそう。塩は勿論、果実味の印象もありますしタレでも問題なさそうです。 印象の繊細さや余韻の弱さ等、状態としては万全ではなかったのかもしれません。それも香りの華やかさ等はバッチリでしたので、決してお手頃なワインではありませんが、また機会を作って飲んでみたい1本です。 こちらでは7214円です。フレンチに合わせて、ワイン会で飲むのもいいかなと。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年03月19日 22時55分59秒
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