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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2018年03月27日
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カテゴリ:ワイン会
白ワインを代表する品種といえばやはりシャルドネ、次いでリースリングやソーヴィニヨン・ブランといった所でしょうか。
フランスなど欧州は勿論、世界各地のワイン産地で栽培されていますね。

しかし、各地にはその土地の土着品種もあり、今でもそういった品種が大事にされている、或いは、改めて見直されているという状況もあります。
そんなわけで、今回はそういった土着品種の、白ワインを色々試してみる会をしました。

飲んだワインは以下の6種です。また個別に記事にしたいと思います。

1、ラ・グランド・コリーヌ・ジャポン ル・カノン・ミュスカ・ダレクサンドリー
泡ものにはマスカット・オブ・アレキサンドリアです。その名の通り、北アフリカ原産のブドウですが、岡山県を代表するブドウと言うことで^^。倉敷市船穂で造られているものになります。グランド・コリーヌらしい、自然派で微発泡、そしてキッチリ辛口なペティヤンスタイルのワインでした。

2、イロチュキ・ポドゥルミ グラシェヴィーナ・セレクテッド2016
グラシェヴィーナは、ヴェルシュリースリングやリースリング・イタリコと言う名前でも知られているブドウです。このワインはクロアチアのものですが、どうやらこの品種の原産地もクロアチア東部なのだとか。ドイツなどのリースリングとは無関係だそうですが、フルーティで桃の雰囲気のあるワインではありました。

3、ユッタ・アンブロジッチ ゲミシュターサッツ・コスモポリート2016
こちらはオーストリー、ウィーンのワインです。上記ヴェルシュリースリングの他、グリューナー・フェルトリナー、ノイブルガーと言う土着品種の他、ピノ・ブランも用いられています。特徴としてはやはりゲミシュターサッツであることでしょうね。開けたては固いワインでしたが、徐々にフルーティさが開いてきます。ただ、基本繊細なワインではあったかなと。

4、ドメーヌ・ド・ロラトワール・サン・マルタン ケラーヌ・ブラン・オー・クスティア2013
こちらはフランス、ローヌ地方のものになります。セパージュはルーサンヌ、マルサンヌ、ミュスカ、クレレット、ヴィオニエです。ヴィオニエやマルサンヌ、ルーサンヌ辺りは世界各地でも栽培されていますが、まあシャルドネほどメジャーではありませんし、ローヌ、南仏のブドウと言っていいものかなと。南の太陽を感じるコクのあるスタイルでした。

5、チョティアシュヴィリ ルカツィテリ・レゼルヴ2013
2種類目のクロアチアもそうですが、こういうテーマにするならやはり中央から東ヨーロッパのものは外せない、という事で、こちらはジョージアワインです。500種類以上の土着品種があるそうですが、ルカツィテリはその中でも歴史のあるブドウのようです。こちらも製法に特徴があり、クヴェヴリを使って全房醗酵させるといういわゆるオレンジワインです。渋みの印象キッチリありました。

6、シャトーマルス マスカット・ベリーA垣根仕立て・キュヴェ相山泰2015
赤はちょっと珍しいものを見つけたので飛びついてみました。また、マスカット・ベーリーAは日本の固有品種でもありますし。山梨県穂坂で、垣根栽培で育てられたマスカット・ベーリーAのワインになります。この地区は日照量も多く、果実味豊かなベーリーAのイメージでしたが、勿論果実味はあるものの、柔らかで明るい酸の印象の強いワインでした。

製法の特徴もありはしますが、やはり各ワインそれぞれに、他にはない個性がありました。ミュスカ・ダレクサンドリーなんかは香りに分かりやすくマスカット香出ていましたし、他のワインも国際的なメジャー品種とはやはり全く異なる世界観があります。
ジョージアの土着品種は500種類、イタリア辺りも多いですし、ポルトガルスペインにもいろいろあります。 ニューワールドは、アルゼンチンのトロンテスくらいでやはり選択肢多くはありませんでしたが…。また是非、今回飲めなかった品種のものも飲んでみたいところ。

今回は、岡山市のレストランバー・デュランさんでの開催となりました。
洋食ベースのお料理で、以前から時々お邪魔させて頂いていましたがワイン会はこれが初めて。美味しいお料理をごちそうさまでした!

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前菜はカナッペ2種。鮪とアボカドのタルタル、吉田牧場のカマンベール+リンゴジャムです。マグロとアボカドのタルタルはこちらの名物料理と言ってもいい一品。アボカドの滑らかさとコクにマグロの旨みがバッチリ。吉田さんのチーズは優しい味わいです。

  • KIMG3204.JPG

2品目はジャガイモと明太子のチーズ焼き。明太子の仄かな辛みと旨みが、チーズとジャガイモのまろやかさによく合います。

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続いてはサラダ。ただ、生湯葉が入っています!ドレッシングもサッパリ系で、そこに生湯葉のクリーミーな甘みとコクが加わります。

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パンは自家製。ほんのり甘味のあるレーズンロールと米粉入りのバケットです。今、お店では米粉の生産者さんとお親しいらしく、色々なお料理に使われているようです。米粉特有のモッチリ感と噛んだ時の甘みがいいですね。

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魚のメインは真鯛のポワレです。クリームソースで、天使の海老が添えられています。皮目の香ばしさとクリームソースの旨みがやはりワインとの相性のポイントになりました。

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肉のメインはビーフシチューで!柔らかく煮込まれたお肉はフォークで簡単にちぎれます。ソースは素直なデミグラスで、まさに洋食屋さんの味です。

  • KIMG3209.JPG

そしてデザート。イチゴアイスはさっぱりしますね。ケーキにも米粉が少し用いられているようです。

  • KIMG3217.JPG

今回のワインです。左からアレキ、グラシェヴィーナ、ゲミシュターサッツ、ローヌ、ルカツィテリ、ベーリーA。

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最終更新日  2018年03月28日 12時50分07秒
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