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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2018年04月08日
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カテゴリ:日本ワイン
  • KIMG3214.JPG

さて、先日の土着品種白ワインの会のワインもこれで最後です。白だけというのも何なので赤も1種類。
マスカット・ベリーA垣根仕立てキュベ相山泰2015​。生産者シャトー・マルスは、鹿児島の焼酎メーカーである本坊酒造が、日本でも風土にあったワイン造りをと山梨県笛吹市の石和温泉近くに1960年に設立したワイナリーです。石和や御坂の他、韮崎市の穂坂などの畑のブドウを使用しており、最近ではその穂坂の自社葡萄園傍に新しいワイナリーを完成させました。
セパージュは、川上善兵衛氏が開発した日本独自の品種である、マスカット・ベーリーA100%。その名の通り、契約農家の相山泰さんが、垣根仕立てで栽培したものになります。価格は2900円程度。

はルビーカラー。赤さを感じるもので、透明度も少々あります。

香りにはイチゴジャムやドライイチゴのニュアンスがありますが、そこまで強くは出ません。ドライ赤ベリーやプラム、それに少々の完熟リンゴないしその皮のような要素が感じられつつ、シナモンやバニラ、トースト、若干のチョコやココアといったものもみられました。その他、軽い下草、キノコっぽさ、金時人参?のような雰囲気も。

味わいは明るく強さがあり、量もしっかりな酸の印象が強いです。アタックからメインの要素に居ますね。果実味もありますが、柔らかいもので酸を包み込む様なバランスだったでしょうか。後口にかけてはその果実味は落ち着きより酸を明確に感じました。渋みは程々で、インパクトとしてはオレンジワイン位だったかも。ボディはミディアムですが、膨らみや量感は感じられ、しなやかさのあるものでした。

会では、ビーフシチューのところで飲みましたがこれが相性バッチリ。
ベーリーAの華やかな香りとデミソースや肉の香りの相性がいいのは勿論、ソースの独特のコクに対し、ワインの酸味主体の味わいがよく噛み合います。また、その酸や果実味が肉との相性もよく、ワイン、肉、ソースの調和が感じられました。
ビーフシチューなどデミソースと赤ワインって合わせやすそうで、果実味の強い南欧や新世界もの、渋みのあるボルドー等色々試して、どれも悪く無いものの噛み合うという感覚があまりなかったのですが、これは酸のおかげかぴったりと言う印象でした。

しなやかでバランスがいいワインでした。また、ベーリーAは酸の大人しいワインというイメージでしたが、これは明るくしっかりしたものがあり、栽培方式の影響なのか、興味深かったです。


シャトーマルス マスカット・ベリーA 垣根仕立て キュベ相山泰[2015]
楽天内の扱いはこちらだけの様です。生産本数331本の限定ものです。

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最終更新日  2018年04月09日 13時10分45秒
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