テーマ:ワイン大好き!(30795)
カテゴリ:日本ワイン
3月末のワインに恋してときめいてから、日本ワインのワインイベントやワイナリー見学などが続きましたが、今回からその際に飲んでメモを取れたもの等を記事にしていきたいと思います。と言う事で、暫く日本ワインが続きます^^;。先ずは、ワインに恋してときめいてで飲んだワインです。 ケルナー 2015。生産者ルサンクワイナリーは、カーヴドッチさんを中心とする新潟ワインコーストのワイナリーです。やはり、カーヴドッチさんでワイン造りから経営までを学ばれ、独立されたとの事。サンクはフランス語で5の意味ですが、その名の通り新潟ワインコーストでは5番目になります。ブドウは新潟県内の契約農家さんのもの等を使っていますが、このケルナーは余市産だそうです。 セパージュは、ケルナー100%。価格は3240円程度。 色は薄い黄色ですが少々のツヤ、輝きもありレモン的。 香りはミカンやグレープフルーツ、キンカンといった黄色い柑橘、それにスイーティ的な緑の柑橘といったものが感じられ、さらに洋ナシやリンゴ的な雰囲気も。基本フルーティですが、そこに個人的にケルナーによく出ると思っている柿やビワなど、固く緑の濃い葉っぱのニュアンスや、若干のスパイス、紅茶、酸化系の雰囲気などが加わります。 味わいは酸しっかり。アタックから果実味の印象もありますが、太く強い酸がどしっと味わいの中心にいます。新潟ワインコースト周辺は酸が出にくいと聞いていたので、これに驚いて生産者さんに質問させて頂いたところ、余市産だとお教えいただきました。後口にかけては若干の苦味もありつつ、ボディはライト。ただ、少々のエキス分も感じました。 イベントでは、ポンヌフさんの海の幸のリエット・サフラン風味をつまみましたが、これがまたバッチリ。 海の幸のリエットの濃い旨みと塩気に対し、ワインの酸が味わいをあっさりさせつつも旨みを磨き出すような感じに。また、柑橘っぽさやその中にある若干のスパイスや緑のニュアンスが、サフラン風味の加わった魚介の香りにこれまたバッチリ。華やかさを増します。 このワインには、白い肉などもいいでしょうが魚介系が面白そうです。シンプルな焼き物などもいいでしょうし、刺身、さらに今回のもののような旨み重視のフレンチにも合わせてみたいところ。 柑橘の香りと酸の印象がフレッシュ、しかし、その中に軽い苦みやエキス分などもあり、爽やかながらそれだけではないところを見せてくれました。これからの時期、しっかり冷やして、お昼、若しくは夕方(日があるうちなのがポイント)に、コースや懐石に1本通して合わせてみたいワインだったかなと。 ケルナー 2015 750ml 白ワイン / ルサンクワイナリー[日本ワイン 新潟ワイン 国産 ワイン] ワイン会でも使ってみたいワインです。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年05月02日 22時33分24秒
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