テーマ:ワイン大好き!(30795)
カテゴリ:泡モノ!
今回も、ワインに恋してときめいてで飲んだワインになります。お隣広島県の福山市の泡ものです。 シュワ・キレ・ティミッド・ブリュット。生産者は以前お邪魔させて頂いたこともあります福山わいん工房です。2016年創業で、福山駅から少し歩いたところにある商店街の中に醸造所を構える、都市型ワイナリーの一つです。オーナーさんご夫妻はシャンパーニュ好きという事で、なんと基本泡ものしか作っていない(コトーフクヤマノワとしてスティルも少し作られています)という作り手です。福山市内等に契約農家さんが居る他、自社畑も手がけられています。また、三次市のヴィノーブルヴィンヤードさんのブドウを使われることも。 本ワインは、山梨の甲州100%でペティヤンスタイルに仕上げるという、福山わいん工房さんの比較的新しいキュヴェになります。価格は3000円程度。 色はツヤのある麦わらといった所。しっかりあります。 泡はペティヤンと言う事で勢いは大人しいですが、キメは細かく量も多め。滑らかさがあります。 香りは酵母や白い花の印象が強いです。オリもよく出ていました。その中に、若干の白コショウ的な雰囲気やミネラルの気配もあったかも。そこに、柚子やミカン、ブンタン等の黄色い和柑橘や、微かなスイーティ的緑柑橘といった柑橘のニュアンスが加わります。また、若干のリンゴのようなものも感じられたでしょうか。 味わいは、この手の造りらしく旨み的なものも感じられるドライなもの。ただ、「キレ」の名前の通り太く強い酸がありキリっとした印象。果実味は、優しく軽やかなものがその酸の上にふわっと乗る程度です。ボディはライトですが、泡の印象がありつつも割にハリ、硬さを感じるものでビール的な印象でした。 イベントでは、72cafeさんの骨付き鶏のコンフィと合わせましたが、バッチリマリアージュ、とまでは行かないもののつまみとしてはありな感じでした。 肉の旨みや繊維質の質感には、泡の存在感などもあって負けず、ワインの旨みや酸が結構寄り添う関係に。ソースがクリーミーなスタイルでしたので、そちらには流石に負け気味でしたが、それでも泡と酸のおかげで全く消されるという事はありません。 と言う事で、このワイン焼鳥(塩)とかをつまみながら飲んでも楽しそうです。 色はこんな感じです。価格的にも手の出しにくいところではありませんし、色々な食事に合わせて、屋外でやお昼からでも、気軽にわいわい楽しめるワインではないかなと思います。 シュワ キレ ティミッド ブリュット 750ml 福山わいん工房 [広島] SHUWA KIRE TIMIDE brut 楽天内にも扱いがありましたが、生産本数700本と言う事でか現段階では1か所だけのようです。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年05月04日 23時11分55秒
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