テーマ:ワイン大好き!(30789)
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サントリー登美の丘ワイナリーさんの見学終了後は都内で1泊でしたので、翌日は言ってみたかったお店へお邪魔してみました。
先ずは新宿葡庵さんへ。中国地方のワインと食材の会でもお世話になっています、神楽坂のAGARISさんの系列店になります。新宿御苑前駅からほど近い、以前、JIPさんという日本ワインのお店のあった後に入られたお店です。 頂けるのはやはり日本ワイン。この日は安心院ワイナリーさんの樽抜きメルロー2017と言うワインがありましたので頂きました。 安心院さんといいますと、しっかりした造りのワインと言うイメージでしたがこちらはロゼに近いくらいのしなやかなワインで、香りにも赤果実のニュアンスが見られる、日本ワインらしいスタイルのワインでした。 お邪魔したタイミングはランチタイムでしたので、ランチメニューを頂きました。パスタなどの他、メイン+雑穀ご飯orパンを選べるものもありましたので、今回は後者を。 こちらは、メインについてくる前菜。サラダ、キッシュ、キャロットラペと干しブドウ、そして鶏肉です。どれも優しい味わいでとっつきやすく、キャロットラペなどはニンジンの甘み、干しブドウの甘みがよく合っていました。 ワインとの相性はどれもまずまずでしたが、中でもキャロットラペ+干しブドウの甘みとワインの果実味、鶏肉の旨みとワインのしなやかな旨みの相性は良かったかなと。 因みに、定休日は月曜日で、火曜~金曜日のランチタイムは11時30分から15時、土日祝のランチタイムは12時から15時。ディナータイムも、火曜~金曜、祝前日は18時から24時、土曜は17時半から、日・祝は17時半から23時までとなります。 メインは、今回は豚肉のローストでお願いしました。こちらもジューシーで旨み豊か、香りもいい豚肉の味わいを堪能できる味わいとなっており、ソースは軽い甘みと塩気+旨み、それにピンクペッパーの香りのあるものでした。 ワインとの相性はよく、豚の脂と旨みに対しワインがソース的に映えますし、甘みのあるソースと合わせることでより華やかに。 ただ、豚肉以上に相性が良かったのが添えてあるポテトのロースト。中でも、サツマイモの甘い香りと香ばしさに対しては抜群でした。ワインもより華やかになる感じで、流石九州のワインとサツマイモといった所でした。 素材の味わいの美味しさ、それに合わせる日本ワインの素直な美味しさを楽しめるお店でした。新宿方面へ行った際には是非またお邪魔させて頂きたいですし、次は夜にも是非行ってみたいものです。神楽坂のお店やワイン会に続いて、今回もありがとうございました! 新宿葡庵さんでのランチの後は、虎ノ門で試飲会へお邪魔し(次回記事に致します)、更に目黒へ。 日本ワインを愛する会総会でもおなじみの目黒雅叙園からほど近いところにありますビストロのセラフェさんへもお邪魔しました。 こちらのソムリエさん、実は先日岡山・domaine tettaで行われましたvin voyageにサービスとして入って下さっている方だったり。イベントの際、こちらのお店の告知をされていたので、今回お邪魔してみました。 当日は雨でジメジメしていたという事もあり、チリのソーヴィニヨン・ブランを使ったスパークリングであるアパルタグア・コステロのエクストラ・ブリュットを頂きました。土っぽい香りの中に柑橘のニュアンスが感じられ、きりっとした辛口の味わいと程よい泡の刺激がまさにこういった時期にぴったりのワインでした。 因みにこちら、西麻布にあるル・セヴェロと言うお店の姉妹店なのですが、こちらにあるワインは自然派のもの主体となっており、この泡もそういったワインのようです。 セラフェさんは月曜と第1、第3火曜が定休日だそうで、日曜も営業されています。しかも、普通の日は18時から23時半までの営業なのですが、日曜日は11時半から18時までの営業との事で、今回は15時過ぎ位にお邪魔しアラカルトで頂きました。 こちらはテリーヌ。テリーヌと言いますと、冷製のイメージが強いですが、こちらのものは豚足を使った焼きテリーヌ。表面はカリカリ、中は肉の旨みの詰まったトロリとした味わいで驚かされました。 これが、香ばしさとコッテリ感のあるもので、上記ソーヴィニヨン・ブランのスパークリングと相性バッチリ。コッテリ感、脂感を抑えつつ、旨みを磨き出すようなマリアージュでした。 こちらは牛肉のカルパッチョ。お昼を食べてから間がそこまで開いていなかったこと、こちらへお邪魔する前に試飲会へ行っていたことから、無理を言ってハーフポーションでお願いしてしましました。 この日のお肉はシェフからしても良かったという事もあったようですが、確かにしっかりした甘味と旨みを感じられるもので、塩気は大人しい目でしたが、肉の味わいだけで美味しく頂けるほどでした。また、もっちりしたその食感も美味しさ・楽しさを感じさせてくれるものでした。 折角赤身肉と言う事で、赤ワインをお願いしました。ヤン・ベルトランのフルーリー・フェニックスというボージョレーの赤でしたが、これが出色。 ナチュラルボージョレーらしい酵母っぽさも少々ありつつ、赤果実黒果実のニュアンスがよく出ており、味わいも均整が取れつつもフルーティで誰が飲んでも美味しく頂けるタイプのワインではないかなと。お店のシェフも、試飲して気に入って即購入されたとのお話でしたが、それが頷けるワインでした。 赤身肉との相性も非常によく、その甘味、鉄っぽい旨みにワインの果実味や程よいタンニンがよく合い、香りの面の相性も良く肉の味わいをよく盛り上げてくれました。 丁度落ち着いた時間帯だったという事もあるでしょうが、ソムリエ、シェフとも色々と楽しくお話して頂け、お店も居心地がよく、非常に美味しく楽しく過ごすことが出来ました。右端に見切れているのはシェフですが、この写真からもこちらが、おしゃれながらも肩ひじの貼り過ぎない、楽しいお店だという事がお分かりいただけるかなと^^; こちらも、非常に素敵なお店でまた東京へ行った際にはお邪魔させて頂きたいなというところです!ごちそうさまでした! にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年06月17日 23時48分42秒
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