テーマ:ワイン大好き!(30784)
カテゴリ:日本ワイン
今回から、6月のブロガーイベントでご招待いただきました、サントリー登美の丘ワイナリーさんで飲んだワインです。先ずは甲州から。 ジャパンプレミアム甲州2016。サントリー登美の丘ワイナリーでは、元々甲州は甘口やブランデーに使う、あるいはリースリング・リオンやフォルテの様に交配品種に用いるといった程度でしたが、日本の品種を大事にしたいと、近年力を入れています。こちらは、契約農家さんの甲州を用い、果汁の凍結を行ったワインとシュールリーのワインとをブレンドして造られています。 価格は、カタログ価格では1600円+税。 色はやはり薄いですが、軽く麦わらを感じるものではあります。 香りは、柚子やカボス、スダチといった定番の和柑橘が出つつも、少しのマンゴスチン的な南国フルーツっぽさや、焼きイモないし蜜的?な甘い雰囲気もあったでしょうか。その他の要素としては、白い花や酵母っぽさ、ミネラル、それに軽い和梨といったものが感じられました。 味わいは、柔らかい果実味がアタックにかけてスッと出つつも、太い酸がビシッと入るバランスのいいものです。ボディは間違いなくライトではありますが、氷結のおかげかそれなりの膨らみも感じられました。 このワインは、その後の懇親会でも頂きましたが、八寸の鯛の野菜巻き木の芽ドレッシング、海老とオクラのゼリー寄せとの相性が良好でした。 鯛の旨みや野菜の甘みにワインの果実味や柑橘っぽさがよく合いますし、木の芽ドレッシングの緑を感じる香りに対しても、ワインの柑橘っぽさ、特に緑のそれがよく馴染みます。 海老とオクラのゼリー寄せに対しては、エビの旨みやゼリー部分の旨み塩気に対し、やはりワインの柑橘っぽさや果実味と酸がよく合いますし、オクラの、これまた緑のニュアンスのある香りに対し、やはり柑橘っぽさが嵌ります。 このワインには、白い魚介類、特にお刺身やお寿司、カルパッチョ等生系のものや、野菜の香りや味わいがよく合いそうです。 自分でも何度か頂いているワインですが、氷結果汁のワインを使っているというのは今回初めて知りました。一瞬濃縮⁉と思ってしまいましたが、よく考えればクリオエクストラクションなわけで、よくある製法ではありますね。 この手頃な価格帯でそれだけのことを行い、これだけ楽しいワインが出来ているのですから、これはもう美味しく楽しく頂いてなんぼだなと。 サントリー ジャパンプレミアム 甲州 2016Japan Premium Koshu [2016]【日本ワイン】【wineuki_JPK2016】 楽天内では現在1500円程度でも見つかります。日本のデイリーワインとして、いい味出しているワインだと思います。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年07月11日 23時27分01秒
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