テーマ:ワイン大好き!(30784)
カテゴリ:日本ワイン
サントリーブロガーイベントでの登美の丘ワイナリー見学時のワイン、続いても甲州です。 登美の丘・甲州2017。前回のジャパンプレミアム甲州との違いは、こちらは自社園ブドウ100%ということでしょうね。また、この2017ヴィンテージは、過去のものと違い純粋なブドウの味を前面に出すべく、樽無しで100%タンク熟成となっています。シュールリーは実施。なお、この樽無し熟成に関しては、今後続けるかは未定だそうです。 価格は、カタログ価格では4000円+税です。 色は淡い黄色。ジャパンプレミアム甲州よりさらに薄いくらいです。 香りは青リンゴや洋ナシが感じられつつ、レモンやグレープフルーツ、さらにカボスやスダチといった柑橘のニュアンスが出ています。また、シュールリーの影響もあるでしょうがバナナっぽさや酵母も。加えて、軽い蜜や白コショウの雰囲気や、ミント、それに若干のジュニパーベリーのような気配もあったでしょうか。 味わいは、キュッとした酸の印象がメインで、それが塩気を感じるようなミネラルとともに出つつ、そこに柔らかな果実味がしっとりと乗る、といったようなバランス。また、後口にかけては軽い渋みもあったでしょうか。ボディはライト、滑らかさやしなやかさがあります。 このワインは食事に合わせてはおりませんが、やはり和食系、懇親会で頂いたような鯛の野菜巻き木の芽ドレッシングやオクラと海老のゼリー寄せなんかにはよく合いそうですし、5月に行いました天ぷらと甲州の会で頂いたようなアスパラの天ぷら、アナゴの天ぷらなどにも合わせてみたいところ。この時期なら、甘みのあるトウモロコシの天ぷらにも良さそうです。 素材の味わいや、出汁の旨みを楽しめるお料理との相性はやはり間違いないのではと思います。 樽も使っていないという事で、純粋ですっぴんな印象を受けるワインでした。香りや、味わいにおける酸のバランスなど確かにいいものがあります。一方で、ジャパンプレムアム甲州も非常によく、このワインは価格的に倍以上するということで、悩ましいという意見も多く聞かれはしました。ただ、何だかんだグラスの減りはこのワインの方が早かったりしたのも事実です。 登美の丘 甲州 2017 登美の丘ワイナリー 自園産ぶどう100%使用 日本 山梨県 白ワイン ワイン 辛口 750mlTOMI NO OKA Koushu [2017] Tomi no Oka Winery 楽天内では、現在こちらのお店で3758円で扱われていました。飲み比べをしたり、甲州を飲みなれていればよりこのワインが分かるとは思いますが、まずシンプルに美味しいワインであるのも確かかなと。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年07月13日 23時31分04秒
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