テーマ:ワイン大好き!(30784)
カテゴリ:日本ワイン
今回は日本のシャルドネです。もうすっかり人気ワイナリーな安心院ワインさんのものになります。 安心院ワイン・シャルドネ・イモリ谷2016生産者安心院葡萄酒工房はいいちこでお馴染みの三和酒類が2001年に創業したワイナリーです。杜の100年ワイナリーという構想を持ち、家族旅行村という施設群の1つとして、売店などを備え、地元の文化として文字通り100年、そしてそれ以上続いていくことを目指しています。 シャルドネはこちらのフラッグシップ。近年では日本ワインコンクールなどでも安定して高評価を得ていますね。価格は3000円程度。 色は青みがかった薄い黄色。 香りは蜜っぽさや、洋ナシ、和梨、バナナ、メロン、ミカン、ハッサク、カボスなどの少々の緑柑橘といったフルーティさがよく出たものです。また、焼きイモや焼き栗と言った香ばしさを伴う甘いニュアンスやモンブランと言ったものも。その他、白い花やハーブ、軽い柿の葉、石灰的なニュアンスや、麦の穂?のような雰囲気もあったでしょうか。 味わいは南国の気配を感じさせるしっかりした果実味のアタックが印象的。そこに、しっとりした酸と後口にかけての軽い苦みが加わり、トータルで柑橘を食べたようなバランスです。ボディはミディアム。程々ですが量感を感じます。まろやかさや丸さのある口当たりでした。 果実味のアタックがありますので生魚はどうかなと思いましたが、何だかんだお刺身にもよく合いました。 脂ののったブリに対しては、やはりその脂やしっかりした旨みに対しワインの豊かな果実味や樽の気配のある香りが合います。また、よりあっさりした鯛に対しても、その旨みや甘味に対しワインの果実味が馴染みました。ワインの味が実は結構優しいのか、鯛の旨みの方がむしろ勝るくらいでワインの各要素がそれを華やかに飾るといったバランスでした。 その他、魚ですとカレイの味噌煮なんてものとも、味噌の甘みカレイの脂や旨みによく嵌りましたし、鶏肉系はサラダチキンからフライドチキンまで手堅いですね。 薫り高さや味わいのインパクトなど、流石安定の完成度と言った所でした。このワインも、ジャパンワインチャレンジ2017で銀賞を受賞していますね。ただ、それが鯛とも特合うというのは面白いところでした、やはり日本ワインと言う事なのでしょうね。 安心院葡萄酒工房 安心院ワイン シャルドネ イモリ谷 [2016] 720ml※12本まで1個口で発送可能 現時点では、楽天内ではこちらのお店等で3142円程度です。3000円のシャルドネと言いますと日本ワインでもかなり層の厚いレンジではありますが、その中でも十二分に存在感のあるワインだと思います。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年10月22日 21時39分31秒
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