テーマ:ワイン大好き!(30789)
カテゴリ:泡モノ!
さて、昨年12月に行いましたシャンパン&スパークリングワインの会のワインの続きです。今回はドイツのロゼ。 ピノ・ロゼ・ゼクト・ブリュット。生産者アイマンは、近年ドイツでもよく見かけるようになったビオディナミを実践するワイナリーです。ドイツで最も温暖と言われるファルツで、黄土中心に石灰質が混じる土壌と言う畑でブドウを栽培しています。元詰めを行うワイナリーですが、ゼクトに関しては、原酒までは自社で造り二次発酵用の酵母も自社のものを使ってもらっていますが、原酒以降の過程はゼクト専門の生産者に委託しているそうです。 セパージュはシュペートブルグンダー=ピノ・ノワール100%。価格は3800円程度です。 色は淡い目のピンクですがやや赤みあり。 泡は勢いは強め。量は程々でキメは流石に細かいです。 香りはロゼらしくピンクグレープフルーツ、ラズベリーやストロベリーといった赤ベリー、更にはピンクペッパー、バラの花など赤からピンクの色合いの要素を感じさせます。そこに、白胡椒や黒胡椒といったスパイシーさ、ミネラル、少々の生クリーム的なニュアンスや乾燥タイムなどのハーブ、軽い香ばしさなども加わったでしょうか。 味わいは果実味のアタックがありつつも、しっとり明るい酸と拮抗したものとなっています。そこに、ほんのりとですが渋みもあり、後口にかけて若干の収斂を感じさせました。全体的にバランスの良さを感じさせます。ボディはライト。クリアーさとパリッとした張りのあるもので、軽やかな印象でした。 会ではマルゲリータやパスタと合わせてみました。 マルゲリータとは、トマトと合うのもありますが、やはり生地の香ばしく焼けた部分とワインの香りの相性が良かったかなと。 パスタとは、チーズのまろやかさや旨味、コクといったものに、ワインの香りの赤いニュアンスやシャープさが、いい対比になります。 このワインはかなりフードフレンドリーそうで、サーモンの刺身やお鮨など鮮魚系にも面白そうです。 ピノ・ノワール100%の泡ということで、シャンパーニュを筆頭に世界各地で見られるセパージュにはなりますが、ドイツらしい透明感とピノの泡らしい華のある香りを併せ持った、他にありそうでないスタイルのものだったかなと思います。そのエレガントさが、大きな特徴と言えそうです。 [クーポンで10%OFF]アイマン ピノ・ロゼ・ゼクト・ブリュット NV【ドイツ】【スパークリング】【750ml】【ファルツ】【ビオディナミ】【瓶内二次発酵】【ロゼ】 楽天内では投稿時現在、こちらのお店などで3866円です。同価格帯のロゼシャンパーニュと比べても、勝るとも劣らない部分はあると思います。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年01月04日 00時06分58秒
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