テーマ:ワイン大好き!(30789)
カテゴリ:泡モノ!
さて、昨年12月にシャンパン&スパークリングワインの会のワインもこれで最後。トリはヴィンテージシャンパーニュで。なお、画像の右端のものがそれです(個別の写真は撮り忘れです…)。 プレステージ・ブリュット2005。生産者シャルル・エルネーはフランス・シャンパーニュ地方のエペルネが本拠。1905年創業だそうで、元々シャンパン造りの際の動瓶の専門家だったという創業者が、少しの畑を手に入れたのが始まりです。特徴的な製法としてはマロラクティック発酵を行わないことが挙げられます。イキイキとした酸味を保つことと、熟成による風味の変化やアロマを際立たせることが目的だそうで、このプレステージではその分瓶内熟成を8年以上行います。 セパージュは、シャルドネ65%、ピノ・ノワール35%。価格は、10000円程度。 色は流石にツヤのある黄色、シャンパンゴールドです。 泡はキメ細やかで量もいい具合ですが勢いは弱め。 香りはハチミツやミード的なニュアンスがしっかりで、その奥に微かなシェリーっぽさが見えたでしょうか。その他の要素としては、定番のブリオッシュやトースト、リンゴ、洋ナシ、カリン、更には焼きリンゴといったフルーティーさ、若干のバターやナッツなども感じられました。加えて、軽くオリエンタルスパイスや乾燥ハーブもあったように思います。 味わいはやはりバランス型。果実味のアタックもありますが、しっとりした酸がスッと前へ出ます。そのどちらもが穏やかで優しく、調和しています。ボディはミディアムライトくらいはあったでしょうか。膨らみや軟らかなエキス分とでも言うべき量感が感じられ、今回飲んだ他の銘柄に比べると多少存在感がありましたね。 会では、最後のパスタのところで飲みました。 相性は悪くなく、ワインのハチミツやミードのニュアンスが、パスタのチーズの香りに噛み合いますし、パスタがちょっとモッチリした存在感のあるものでして、その食感とソースのコクに対してワインのボディ➕泡のボリューム感も丁度良かったかなと。 チーズやパン、ナッツなどをつまみにワインと向き合うのもよさそうですし、あん肝やカニなど力のある食材を用いた料理と合わせても楽しそうです。 2005ヴィンテージのプレステージシャンパーニュ、と言うことで身構えて飲みましたが、蜜っぽさや独特のスパイシーさなどありつつも、基本華やかで親しみやすいワインではあったかなと。 今回の会のように、楽しく飲む、それでいてちょっと良いものを、といったような場面にはまさに最適な1本でした。 シャルル エルネー プレステージ ブリュット 2005 750ml シャンパーニュ シャンパン 楽天内では現在写真のお店で9720円が2005ヴィンテージの最安値のようです。購入時は楽天スーパーセールで…半額でした(^^) にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年01月06日 00時12分25秒
コメント(0) | コメントを書く
[泡モノ!] カテゴリの最新記事
|
|