テーマ:ワイン大好き!(30782)
カテゴリ:日本ワイン
この日曜、24日に開催させて頂きます1日ワインバーのワインのご紹介も一段落と言う事で(ご来場お待ちしております!)、今回からは1月の北海道のワインを飲む会のワインに集中です。3本目はヴァイスブルグンダーになります。 鶴沼ヴァイスブルグンダー2013。生産者は北海道ワインです。1974年創業で、北海道は勿論国内でも最大級の規模を持つワイナリーです。おたるワインで有名ですね。その小樽と、樺戸郡浦臼町に自社農園を同時に開園していますが、その浦臼の畑が現在北海道ワインを代表するブランドとなった鶴沼シリーズの畑になります。元々開業者の嶌村氏が、ドイツに行った際にワイン造りを志したということもあり、開業当初からドイツとの関係が深かったようです。 その為、当時は向こうから苗木を入れており、現在も本ワインのヴァイスブルグンダーやゲヴュルツトラミナー等の品種を栽培されているようです。価格は3456円程度。 色は木樽熟成と言う事もあってか、ツヤのあるしっかりした黄色。 香りには特徴的なスモーキーさがあり、ちょっと小松菜っぽい雰囲気も感じられたでしょうか。また、ナッツや軽いキャラメルっぽさ、オリエンタルスパイスなどの気配も。その後ろに、パイナップルやメロン、グレープフルーツ、リンゴ、白桃といったフルーティさが拡がっています。その他、黄色い花や白い花といったニュアンスもありました。 味わいはきっちり辛口。果実味は穏やかなもので柔らかく広がり、酸も明るさはあるものの落ち着いた印象で、トータルとしてのバランスの良さがあります。ボディはミディアム程度。エキス分とハリのある質感で、しなやかさとパリッとした印象を与えるものでした。 会では、ソプレッサータやヴァポーレと合わせてみました。 ソプレッサータとの相性は対比が輝く印象。お肉だけですと、肉の脂やゼラチンの食感と悪く無い、位なのですが添えられていたオレンジを合わせますとその香りと噛み合いつつ、華やかな甘みに対しワインの辛口な味わいやスモーキーさが好対照な感じで、一気に味わいに明るさが加わりました。 一方ヴァポーレとはシンプルに魚の旨みや塩気のある味わいに対し、ワインの味わいや香り、特にフルーティさや軽い小松菜的な気配が馴染むといったところです。また、イトヨリやホタテのプリッとした食とワインのハリのある質感の相性も良好。 樽の影響もあってのスモーキーさかと思いますが、前2つが素直にフルーティなスタイルでしたので参加者の皆さん結構驚かれていた印象です。 好みは分かれるところだったようですが、個人的には結構好きな雰囲気だったりします。ドイツのヴァイスブルグンダーでも、同じようなスモーキーさを感じたことがあったのを思い出しました。 北海道ワイン 2013 鶴沼 木樽熟成 ヴァイスブルグンダー 楽天内ではこちらのお店で投稿時現在3456円です。他に2012ヴィンテージもあるようで、飲み比べてみたいところ。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年02月22日 22時29分59秒
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