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2019年03月16日
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カテゴリ:ドイツワイン
  • KIMG3917.JPG

まだまだありますドイツワインの試飲イベントでのワイン、今回はシルヴァ―ナーです。
グリューナー・シルヴァーナー・トロッケン2017。生産者は前回のリースリングと同じくフィア・ヤーレスツァイテン醸造協同組合です。シルヴァーナーと言いますと、フランケンのイメージが強いですが、プファルツでも栽培が盛ん。この品種、昔からトランシルヴァニアで栽培が盛んだったようで、ドイツには1659年オーストリーからやって来たようです。グリューナー・シルヴァーナーと言うのが正式名称だそうですが、グリューナー・フェルトリナーを持つオーストリーからの伝来と聞くと何だか頷けてしまいます。
価格は、2484円程度。

はやはりこちらも極薄いです。かろうじて黄色の印象がある程度。

香りは白い花や白コショウ的なスパイス、乾燥ハーブ、それに少々のマスカットっぽさといった要素に加え、グレープフルーツや緑柑橘と言った定番の要素が感じられますが、それだけでなく、リンゴや洋ナシ、軽いメロン、それにマンゴー的な南国フルーツっぽさと言った若干の濃さを感じるフルーツ香があったのが印象的でした。

味わいはトロッケン=辛口の名前の通り、明るさと強さのある酸がメインの要素として出ています。ただ、それは結構しっとりと、岩から染み出す清水のような感じで出てくるものでキツさはありません。果実味は、その酸の背後に優し~く広がるといった所。後口にかけては微かに苦みも。ボディはライトで、ハリがありパリッとした印象を受けるミネラリーなものです。

シルヴァーナーと言いますと和食に合わせやすいワインとしてよく挙げられますが、このワインも間違いなさそうです。
山菜やエビ、白身魚の天ぷらと言ったある程度のボリュームや香り甘みの存在感があるもの、あるいは、同じく白身魚やエビなどの甘みのある魚介の刺身や寿司などは手堅いでしょうが、野菜系との相性、出汁の旨み+塩気との相性もよさそうで、お浸しなど色々試したいところ。
また、洋風な料理でも、春野菜のオイルパスタや、鶏や豚などのテリーヌといったコールドミート、魚介ならアクアパッツァ+レモンなど、脂の濃さ、ソースの濃厚さといったものを避けてやれば幅広く合わせられそうです。

ブドウを相当厳選しているそうですが、南国フルーツっぽさ等はその辺の影響のようです。シルヴァーナーと言う品種のこういった側面はあまり感じたことが無かったので、面白い経験となりました。
辛口白としてよくまとまったワインで、これまた春の食卓には最高のワインの一つではないかなと。

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最終更新日  2019年03月16日 21時58分55秒
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