テーマ:旅のあれこれ(10263)
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島根県の安来市にあります足立美術館。ミシュラングリーンガイドジャポンの三ツ星に選ばれている他、アメリカの日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」でその庭園が16年連続日本一に選ばれてもいます。
近場にそんなところがあるのかと以前から興味があったのですが、先日遂にお邪魔することが出来ました。 足立美術館は安来駅から車で20分程度のところにあります。駅前から無料シャトルバスによる送迎が行われていますので、簡単に行くことが出来ます。近くには安来節(どじょうすくいのアレですね)の記念館もありました。 収められている作品は日本画と陶芸品になります。なかでも、横山大観の絵画と北大路魯山人の陶芸品が数多くみられるというのは稀有なことでしょう。 安来出身で商人として財を成した創業者足立全康が惚れ込んで蒐集したものを、昭和45年に地元の文化に貢献できればと、財団法人足立美術館として展示するに至ったそうです。 当然、美術品の撮影は禁止。当日は、横山大観とその仲間、あるいはライバルと言った関係のある画家の作品の展示がイベントとして行われていました。動物なんかは結構可愛らしく描かれていますよね^^ ただ、その16年連続日本一の庭園に関しては撮影可能。ガイドやテレビなどでよく見かける構図で渡しも写真を撮ることが出来ました。枯山水の庭と横山大観の絵画の調和が開館以来の足立美術館のテーマでもあるようです。 当日はあいにくの雨でしたが、その分遠くの山が雲で霞んでこれはこれで幻想的な雰囲気を楽しめました。 園内は結構広く、様々な角度から庭園を見ることが出来ます。静謐な雰囲気を感じられました。また、展示数も絵画、陶芸、それに現代作家さんの日本画展示コーナーもあり、全てを駆け足で見ましたがそれでも2時間かかりました。じっくり見るなら見学時間は3時間くらい確保しておいた方がいいかもしれません。 入館料は大人2300円(団体割引や若年割引があります)ですが、それでも非常に貴重な時間を過ごせる場所だったなあと。その価値は十分に感じられました。庭園は四季折々で表情を変えるそうで、また他のシーズン、特に、紅葉の時期なんかには是非行ってみたいものです。 因みに、園内には食事もとれる喫茶店や、抹茶とお茶菓子の頂ける茶室などもあります。この日は茶室でお菓子とお茶を頂きましたが、勿論庭園を見ながら頂く事が出来、これまた素晴らしい雰囲気でした。あと、やはり島根県、和菓子は美味しいです。 行ったのは今月だったのですが…流石は中国山地、JRで移動中標高の高いところでは大雪でした。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年03月20日 12時59分24秒
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