2227526 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

ワインヲタ入門生のチラシの裏

ワインヲタ入門生のチラシの裏

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2019年06月10日
XML
カテゴリ:南アフリカワイン
  • KIMG4530.JPG

5月のワイン会のワインも今回次回と赤です。先ずは南アフリカのピノ・ノワールから。
パーリー・ゲイツ・ピノ・ノワール2017​。生産者クルーガー・ファミリー・ワインズは南アフリカ南端に位置するウォーカーベイ地区の、へメル・アン・アードヴァレーという高地にあります。その名の通り、クルーガー氏が営んでいますが、このクルーガー氏、ステレンボッシュにあるステルハイスというワイナリーの息子さんでもあります。ヘメル・アン・アードにあった知人の畑に、2003年に5つのピノ・ノワールクローンを植えたのが始まりだそう。
と言う事で、本ワインはその5つのクローンのピノ・ノワールが混ぜられて造られているようです。価格は2800円程度。

はガーネット系。赤黒さは感じますが、エッジにはキレイな赤が現れており、全体的な透明度もきちんと感じます。

香りは、ピノらしい赤ベリー感の強いものです。フレッシュなそれに加え、ドライフルーツやコンポート的な要素も出ています。また、チェリーっぽさもあり、アメリカンチェリー完熟、といったところ。加えて、軽いプラム的なより色の濃いフルーツの気配も。その他、紅茶の茶葉やキノコ、バラ、若干の焦げ系、さらに、結構スパイシーさがあり茶色いスパイスや黒コショウ的なものも感じられました。

味わいは、産地としては南アでもかなり冷涼との事ですが、そこはやはり果実味が中心。ただ、その果実味の中に明るい酸がキュッと入り、フレッシュかつジューシーな印象。渋みはそこまで強くない感じですが、後口にかけてそれなりの印象は残します。ボディはミディアム。滑らかさ、ミディアムなりの密度感は感じさせてくれるものでした。

会では、ガレットとの相性の良さが印象に残りました。熟成カマンベールの個性に対し、ワインの果実感がいい対比ですし、ボディ感や渋みの感じが本当に丁度いいバランスに。加えて、生地の香りや仄かな甘み旨みに対しても、ワインの味わいのバランスがよく馴染んでいました。ガレットと南アのピノと言うのは他にも試してみたいところ。
他に、生ハムとの相性も良好で、生ハムの旨み、鉄っぽさと言ったものを華やかに盛り立ててくれました。

しっかりしたピノではありますが、果実味に振れ過ぎることなく、いいバランス感だったように思います。「ニューワールドのエレガントさ」をよく体現してくれたワインだったのではないかなと。オレゴンやニュージーランドとの飲み比べも面白いかもしれませんね。


クルーガー パーリー・ゲイツ ピノ・ノワール 2017 Kruger Family Wines Pinot Noir No.105033
楽天内にも投稿時時点での取り扱いは結構あるようです。こちらのお店では2885円。ちょっとした食事やパーティの際などにも良さそうです。

にほんブログ村 酒ブログ ワインへ
にほんブログ村





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2019年07月06日 11時38分50秒
コメント(0) | コメントを書く


PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

ぱんだしゅりけん

ぱんだしゅりけん

カレンダー

日記/記事の投稿

カテゴリ

お気に入りブログ

未だ暗い。 New! HABANDさん

週末セール情報1006 shuz1127さん

月一会 実南 ミユウミリウさん

ジャン・ポール・エ… hirozeauxさん

メルシャン椀子ワイ… busuka-sanさん

サッカー好き(現役プ… Echezeaux14さん

コメント新着

ぱんだしゅりけん@ Re[1]:2023年、この1本!(12/31) kaoritalyさんへ 今頃気づいてしまい申し…
kaoritaly@ Re:2023年、この1本!(12/31) コノスルはよくできたワインですよね♪
ぱんだしゅりけん@ Re[1]:Natan葡萄酒醸造所ワイン会をしました(01/15) shinakunさんへ ご無沙汰しております。ま…
shinakun@ Re:Natan葡萄酒醸造所ワイン会をしました(01/15) ぱんださん、こんばんは! お元気そうで何…

フリーページ

サイド自由欄


© Rakuten Group, Inc.
X