テーマ:ワイン大好き!(30782)
カテゴリ:泡モノ!
と言う事で、今回からは7月に行いましたワイナロマで遊ぶ会のワインです。先ずは岡山のマスカット・オブ・アレキサンドリアを使ったこちら。 M。生産者は松井農園は、マスカット・オブ・アレキサンドリアのメッカである倉敷市船穂にある農園です。フランス時代のラ・グランド・コリーヌで栽培を学ばれ、有機的なアプローチでブドウ栽培を行っています。その後、岡山にラ・グランドコリーヌ・ジャポンが出来ましたが、そちらで使われているマスカット・オブ・アレキサンドリアはこの松井農園産のものだそう。いずれは松井農園さんでも醸造を始めたいそうですが、現在はラ・グランドコリーヌ・ジャポンでの委託醸造となります。 価格は3780円でしたが、今は3850円ですね。 色はある程度しっかり黄色く、澱がしっかりで写真の状態はかなり濁っていますね。 香りは、フルーティさがよく出ており、レモンやミカンなどの柑橘や、少々のキウイっぽさと言ったものが感じられました他、やはりマスカット・オブ・アレキサンドリアそのもののそれがありますね。その他、若干の紅茶やオリエンタルスパイス、それに乳酸菌飲料やヨーグルト、雑穀っぽさと言ったものも感じられたでしょうか。ワイナロマの要素としては、上記キウイフルーツの他、ゼラニウム、それに軽く山椒と言ったものが当てはまったように思います。 味わいは明るくフレッシュな酸味がメインの要素です。果実味は優しく繊細なもので、主役はあくまで酸と言ったバランス感。ボディはライトで、柔らかさやまろやかさのあるものです。微発泡しており、にごりとも相まってより柔らかく感じられたように思います。 会では、さすがにブルーチーズには負け気味でしたが、トリュフ入りの白カビチーズ辺りならいいつまみになってくれました。トリュフの香りとマスカット香や、自然派的濁りスパークリングの酵母っぽさって割に相性いいのかも。 また、サラダのフレッシュなチーズとの相性はさらに良く、チーズのコクやまろやかさ、あっさりした味わいにワインのフルーティさ、アロマティックさがよく馴染んでいました。 結構なレアものですが、ともすればド直球マスカット香全開、になりがちなマスカット・オブ・アレキサンドリアを、「複雑みのあるきっちり辛口なワイン」として仕上げているところは流石ですし、糖度が20度に達したというこのアレキ自体もやはり凄いものなのだなと。ただ、マスカット香はやっぱり間違いなくマスカットですね^^ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年10月03日 21時59分10秒
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