テーマ:ワイン大好き!(30782)
カテゴリ:日本ワイン
8月に徳島で行いました日本ワインとフレンチの会のワイン、続いては大分のシャルドネです。 安心院ワイン・シャルドネ・リザーブ2018。生産者は大分の安心院葡萄酒工房です。2001年に、いいちこでお馴染みの三和酒類が大分県宇佐市の安心院町にオープンさせました。隣接するレストランが「朝霧の庄」と言う名前からも分かるとおり、寒暖差が大きく、霧も出るという盆地となっており、そこに100年続くワイナリーを造ろうと始められたプロジェクトです。 シャルドネの評判は高く、スパークリングはもうお馴染みのワインとなっていますが、こちらはそんなシャルドネの中でも高品質なものを、新樽で醗酵させ貯蔵したものになります。価格は3700円程度。 色は薄い黄色ですがそこまで極薄と言う感じではなく、麦わら系と言った所。 香りは、木、バニラ、ナッツ、クリームと言った樽由来の要素がありつつも、グレープフルーツ、オレンジと言った柑橘やカリン、洋ナシ、リンゴ、トロピカルフルーツといったフルーティさと一体感、連続性を感じられるものとなっています。また、白い花や若干のハチミツっぽさもあったでしょうか。 味わいは香りに似合った果実味が軸となるものではありますが、酸もしっとり系ながら確かに感じられ、まろやか柔らかなミディアムボディの質感と相まって調和を感じさせます。バランスの良いものと言っていいでしょうね。 会では、結構じっくり飲んでみまして、ウニのお寿司、鳩と鮪のハム、ワタリガニのロワイヤルソース、タコとリードヴォー、アワビと色々合わせてみました。 ウニのお寿司とは、シャリとも悪く無いですがやはりウニの旨みにワインの果実感がバッチリですね。 ハム2種類は、どちらもいいですが特にマグロハムと噛み合う感じ。マグロの鉄っぽい旨みがワインの果実感は勿論、奥底にあるミネラル感を引き出す感じでした。また、カカオのチュイールの風味と合わせても負けず、意外とよかったのが面白いところでしたし、アボカドソースのコクには間違いない感じでした。 その他、ワタリガニの旨みやロワイヤルの滑らかさ、アワビの滋味深い味わいや香りにも嵌りますし、タコの塩気、旨み、食感とは見事なマリアージュでした。 こちらのシャルドネはまあ間違いないワインですが、このワインも安心の味わいでした。参加者の方々の評判も上々です。 個人的には、日本ワインならこういった樽もしっかり使われているシャルドネでも、魚介としっかり合ってくれる、それも魚介の旨みそのものと噛み合ってくれるというのが面白いところだなあと。 安心院ワイン シャルドネ リザーブ 720ml 三和酒類 楽天内では3644円で扱っているところがありました。華やかなシャルドネで、それでいて食中酒としても合わせる幅の広い万能型な1本かなと。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年10月12日 23時15分12秒
コメント(0) | コメントを書く
[日本ワイン] カテゴリの最新記事
|
|