テーマ:ワイン大好き!(30782)
カテゴリ:フランスワイン
9月のピノ・ノワールの飲み比べ会のワイン、続いてはフランス・ブルゴーニュになります。 メルキュレ・ルージュ ラ・ペリエール 2016。生産者ミッシェル・サラザンはコート・シャロネーズのジヴリにあるワイナリー。1671年から続く歴史あるドメーヌで、1986年から現当主が弟と共に営んでいます。33ヘクタールの畑を持ち、本ワインはメルキュレのものになります。 価格は3500円程度。 色はガーネットといえるくらいしっかりしており、黒さのあるルビーです。 香りはやはりベリーフルーツ感しっかり。ブルーベリー、ラズベリークランベリーなど赤ベリーとそのドライフルーツが感じられます。また、少々のアセロラっぽさもあったでしょうか。加えて、軽くオレンジピールやプルーンといったしっかりしたものも。その他、トマトや金時人参の様な雰囲気や、赤い花、紫の花といったものも。 味わいは果実味しっかり。アタックからインパクトがあり、柔らかなものではありますが、明確にメインの要素となっています。そこにしっとり乳酸系の酸と旨味、きゅっとしまるタンニンの渋味が加わります。ボディはミディアム。滑らかで目のつまったしなやかさ。 会では、やはりチーズプレートのところで飲みましたが、じっくりおいて最後のペンネとも合わせています。 チーズプレートのチーズは、やはりブルーにはやや負けますが、他のものはウォッシュも含めて問題なし。しっかり目の果実味をまろやかにしてくれました。また、そのブルーも、やはりドライフルーツ、今回は赤ベリーのものでしたが、それを合わせてやるとワインに勝ち過ぎず、つまみと呼べるところに落ち着いてくれました。 ブルーチーズのペンネとは、ペンネのソースとなってまろやかになったおかげで、その旨みに対しワインの果実味や渋みがいけました。 しっかりした果実味、華やかな香りと、非常にとっつきやすい事もあり(今回のワインの中では一番外向的でした)、ブラインドの際には全員一致でこれがアメリカ・オレゴンのピノだという話になったのですが…意外や意外なんとブルゴーニュで驚かされました。 フルーティでバランスもよく、ブルゴーニュでこのワインがこの価格帯と言うのは嬉しいところではないかなと。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年10月22日 00時16分38秒
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