テーマ:ワイン大好き!(30782)
カテゴリ:ドイツワイン
9月に行いましたピノ・ノワール飲み比べ会のワイン、2種類目のピノ・ノワールはドイツから。 ピノ・ノワール・リエゾン2017。生産者エンデルレ・ウント・モルはドイツのバーデンにあるワイナリー。その名の通り、エンデルレ氏とモル氏の共同オーナーです。創業は2007年と新しい造り手で、栽培ではビオロジックを実践しており、醸造時も無濾過・無清澄です。 フランス語で結合を意味するリエゾンと言う名前の通り、2つの異なる土壌の畑のブドウをブレンドしているそう。価格は4000円程度。 色は赤みの強いルビーカラー。 香りはイチゴを中心に、赤ベリーフレッシュ、チェリー、チェリーリキュールといったフルーティさもありますが、フルーツでも梅っぽさがよく出ており、更に、ローズマリーなどハーブ、あるいは茎系のニュアンスも感じられました。その他、軽い茶色いスパイスや香ばしさ、時間経過でアールグレイのような気配も出てきました。 味わいはバランス型。果実味がじんわりでつつも、明るくシャープさのある酸がそこにスッと出てきます。また、後口にかけて渋味もある程度キッチリ主張してきます。ボディほライト。クリアーな質感でパリッとした印象。 会ではやはり全体的に合わせてみました。 チーズとは、実はドライフルーツとの組み合わせ無しで一番ブルーに合わせやすかったかもしれません。独特の複雑みのある香りとブルーの風味との相性がなかなかでした。 と言う事で、やはりペンネは良いつまみに。クリーミーさが加わって少々まろやかになってはいますが、やはりブルーの風味との相性の良さが感じられましたし、使われていた黒コショウの香りともいけますね。 このワインについては、ブラインドで日本とドイツどちらか、と言う所までは行ったのですが、結局日本だろうと判断してしまいました。 近年果実味のしっかりしたピノも出来るバーデンのものですが、このワインはその位線のシャープなスタイルではあります。ただ、目の詰まった感じもあり、これが熟成を経るとどうなるのか興味深くもありました。 エンデルレ・ウント・モル / ピノ・ノワール リエゾン [2017]【赤ワイン】 楽天内では4158円程度。実は、1つ前の2016ヴィンテージも投稿時時点では売られており、気になるところです。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年10月22日 01時36分07秒
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