ワインヲタ入門生のチラシの裏

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10月の日本シードル飲み比べ会のシードル、今回は前回の長野からさらに北上して福島県のものになります。
​シードル2017。生産者ふくしま逢瀬ワイナリーは、やはりフルーツ処である福島県の、郡山市逢瀬町に果樹農業の6次産業化を果たすべく、2015年に完成したワイナリーです。地元のリンゴなどを用いたお酒などの加工食品の他、ワイン用ブドウの栽培に挑戦する農家さんを応援、加工、販売までを一連のものとして行っています。
使用品種はふじ。価格は2200円程度のようですが、今回は参加者の方にお土産としてお持ちいただいてしましました。ありがとうございます！

色は薄い黄色。薄いですが黄色を感じます。
泡はキメ細やかなのはもちろん、りょも結構あり持続力もありました。

香りは白い花、酵母といったものがあるのは勿論、より吟醸香的な、日本酒系統のそれが強く出ていたように思います。勿論、リンゴっぽさもあり、赤いリンゴのニュアンスが、吟醸香の中に感じられました。また、若干のミネラリーさも。

味わいは辛口。ただ、今回の他の辛口シードルと比べますと明らかに果実味の印象ははっきり出ていたように思います。そこに、割と骨太な酸が加わり、フルーティな辛口といった感じを受けました。また、アルコール度数が11%とシードルとしては高めということもあり、その辺のボリューム感も感じられました。

会では、やはりガレットとリゾットのところで飲みました。
ガレットとも悪く無く、特に日本酒的な雰囲気のおかげかママカリがいいつまみに。甘酢+塩気、旨み、焼いてあることでの香ばしさといった部分と、シードルのボリューム感のある味わいがいけます。
また、リゾットとはこれが一番良かったかも。やはり、日本酒的な香り、それにアルコールのおかげで、リゾットの濃厚な風味や味わいに負けず、旨みを引き出し合うような関係が見られました。

高めの度数もあって、他のシードルとは大分雰囲気の違うものとなっていました。独特の個性がありつつ、目鼻立ちのはっきりした味わいといった所で、中々面白い1本でした。

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【ふるさと納税】【ふくしま逢瀬ワイナリー】 CIDRE（シードル）：750ml×2本　【お酒・シャンパン・スパークリングワイン】​
楽天内では投稿時現在、ふるさと納税の返礼品として出ているようです。地元に根差したものらしい使われ方ですね。


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