テーマ:ワイン大好き!(30782)
カテゴリ:泡モノ!
10月に行いました日本シードル飲み比べ会のシードルもこれで最後。〆にはやはり甘口を。 シードル・TSUGARU。販売を行っているのは千葉県にあるアデカという会社です。日本ワインのネゴシアンを目指している、とのワイン哲学の通り、様々な国内のワイナリーにワイン製造を委託、自社ブランドとして販売しているそうです。こちらのシードルは青森県弘前市にあります弘前リンゴ公園のkimoriさんが手掛けたものになります。 使用品種は勿論つがる。価格は500mlで1500円程度。 色は海外シードルの様な、茶色感もあるしっかりしたもの。勿論透明度は高いです。 泡は穏やかながら量はあり、ビール的な印象。 香りはまさにリンゴ。最初は、アップルパイやリンゴのコンポート、焼きりんご、それにリンゴ飴といった、濃さ甘さに若干の香ばしさを感じるものでしたが、時間と共に完熟した赤いリンゴの甘さとフレッシュさのあるそれが出てきました。 味わいは勿論甘口。ただ、柔らかい泡のおかげもあり、明るい酸、後口にかけての軽い渋みも相まって穏やかで優しい印象を受けます。ボディもライトで、まろやか軽やか。 会では、リゾットと合わせつつ、メインはデザートのシードルゼリーとの組み合わせでした。 リゾットとは、ふくしま逢瀬ワイナリーのもののような旨みの噛み合いは見られませんでしたが、それでもリゾットの甲殻類の濃厚さに対し、ワインの甘みやしっかりしたリンゴの香りがなかなか良かったです。 シードルゼリーとは、ゼリーのこちらも優しい甘み、リンゴの香りにワインの各要素が馴染むのは勿論、ゼリーの食感と柔らかな泡の相性も良好でした。 甘口ですが甘ったるいなどという事は無く、後口のリンゴを感じさせる絶妙な苦みとクリーミーな泡のと甘味バランスは見事でした。甘いものがどうしてもだめという方にはもちろん向かないでしょうが、そうでなければ、シードルの入り口としても、一度試す価値ありかなと。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年11月03日 05時08分47秒
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