テーマ:ワイン大好き!(30782)
カテゴリ:日本ワイン
さて、今回から11月に行いました日墺飲み比べ会のワインです。先ずは、スターターの新酒から。 オオサカ・デラウェア2019。生産者は島之内フジマル醸造所になります。大阪のワインショップ・フジマルさんが、最近見かけることも増えてきました都市型ワイナリーの走りとして始められた、大阪市内にあるワイナリーです。色々な地域のブドウを用いますが、柏原市など、古くからのブドウ産地を持つ土地柄という事でやはりメインは地元大阪産。 こちらも、柏原市の契約農家さんが手掛けるデラウェア100%。新酒は葡萄の出来の特に良い年にしか作らないそうで、島之内醸造所としては3年ぶりくらいになるそう。価格は2200円。 色は薄い黄色です。若干青みがかったようなところもあったでしょうか。 香りは、酵母っぽさや白い花といったニュアンスが出ており、加えて、白コショウっぽさや若干ボンタンアメのような雰囲気も。ただ、フレッシュなフルーティさがメインではあり、リンゴやカリン、パインなどのトロピカルフルーツといったものがよく感じられました。また、少々パインアメ的なものもあったような。 味わいは、果実味がふわっと広がるアタックがありつつ、明るい酸がピッと入ります。若干の旨み的な雰囲気も感じさせつつ、ハリやそれなりのエキス分のあるライトなボディと相まって、スイスイ飲める快適なワインでした。 会では最初に飲みましたが、前菜にお出しいただいたホワイトセロリ、フィノッキオ(フェンネル)、アオリイカのマリネとの相性はバッチリ。 セロリやフェンネルの青い香りに、ワインのフルーティさやその奥にある青い気配が噛み合いますし、味付けもマリネながら酸味は程々、イカの旨み+塩気、それに野菜の甘みといったものが感じられるお料理な為、ワインの果実味や酸、そして旨みにこれまたよく馴染んでくれました。 合せる幅は広そうで、和食からこういった香草を使ったイタリアン、それに東南アジア系のお料理にも面白そうです。 フレッシュで、ストレートに果実感を楽しめる、まさに新酒といった感じのワインでした。ただ、これが味わいのバランスが非常によく、会での評判も上々でした。流石、いい年にだけ作られるワインだなあと。価格も決して高くないのが嬉しいところです。 オオサカ デラウェア [ 2019 ]島之内フジマル醸造所 ( 白ワイン ) 楽天内では意外とこちらのお店だけでの扱いのようです。価格は2200円。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年12月06日 23時25分46秒
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