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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2019年11月27日
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カテゴリ:日本ワイン
  • KIMG4941.JPG

続いての日本オーストリー飲み比べ会のワインは、今回これを飲むために企画したといっても過言ではない、岩手県産のグリューナー・フェルトリナーです。
グリューナー・フェルトリナー2018。生産者は岩手エーデルワインです。エーデルワインのある岩手県大迫はオーストリアの都市と姉妹都市になっている事もあり、自社醸造を始める前はオーストリーワインの販売などもされていました。醸造を始めてからも、手掛ける品種としてオーストリー品種であるツヴァイゲルトが主要なものとなっていたりと、その良好な関係は続いています。
このグリューナーは、そのオーストリアの姉妹都市より寄贈されたものだそうで、恐らく日本初の国産グリューナーになります。価格は2400円程度ですが、楽天内には投稿時時点では取り扱い無し。

は淡いです。黄色感もありますが、オーストリーのそれと比べますとかなり薄く感じますね。

香りは、開けたては白い花や蜜蝋の様な雰囲気が感じられました。時間と共にフルーティさが表れ、リンゴや若干の洋ナシ、ミカンなどの和柑橘、若干のスイーティといったものが。その他、軽い石灰的な要素や、スパイシーさ、それも、オリエンタルなものの中にどこか山椒の様な気配が感じられるものがあったように思います。

味わいは、やや辛口くらいに仕上げているという事で果実味はしっかり。メインの要素として感じられます。酸は勿論感じられますが、穏やかで果実味の脇役ですね。ボディはライトで、透明感や軽やかさを感じる質感ですが、ミネラル感を伴うしなやかさはあったでしょうか。

会では、やはりクレープやパスタのところで飲みました。
どちらとも悪く無く、クレープに対しては生地の風味やチーズの味わいに、ワインの甘みがいい対比になる印象。
パスタに対しても、やはり鶏の旨みやソースのクリーミーさ+塩気にワインの甘み、それにスパイシーさが寄り添いますね。
ただ、どちらもオーストリーのそれとの相性ほどではなかったかも。このワインの優しさには、洋のお料理よりも和食の方が馴染みやすいかもしれません。

最初に感じられた白コショウや蜜蝋のような雰囲気は、こちらのワイナリーのソーヴィニヨン・ブランのファーストヴィンテージをいただいた際にも感じられたものでした。その際、ワイナリーの方は樹齢が進めばまた変わってくるだろうというお話でしたが、確かにその後よりソーヴィニヨン・ブラン感が出るようになりました。
このワインも、まだ最初のヴィンテージという事で、これから年を経るごとに変化していくのでしょうね。記念すべき最初のワインを飲めたことは良かったですし、今後もチェックしていきたいと思います。

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最終更新日  2019年12月07日 01時09分49秒
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