テーマ:ワイン大好き!(30780)
カテゴリ:泡モノ!
2月に行いましたスパークリングの会のワイン、続いてもシャンパーニュです。 オリジネル。生産者はフランソワーズ・ベデル。クルット=シュル=マルヌという、エペルネから大分西へ行ったところにある地域のRMです。現当主がドメーヌを継承したのは1976年。1998年からはビオディナミを実践しています。現在は、アルザスのフンブレヒトなどでの修行を終えたフランソワーズの息子さんと共に、自然派シャンパーニュ造りを続けています。 セパージュは、こちらもピノ・ムニエ主体でピノ・ノワール、シャルドネが使われており、前回のショードロンとほとんど同じ比率です。価格は6000~8000円程度。 色は、2011年ヴィンテージのワインが主体との事ですがさほど濃くはありません。薄いシャンパンゴールド位でショードロンと差はそれほど感じませんでした。 泡は勢いこそ程々ですが、キメ細やかで量の多さを感じさせます。 香りは、定番の酵母っぽさがありますが、ハチミツやナッツ、ブリオッシュといったものがよく出ています。また、クリームっぽさや、どこか茸のポタージュのような雰囲気も。勿論フルーティさもバッチリで、黄桃、メロン、りんご、カリン、オレンジやミカンといった柑橘、更にはイチゴやチェリーの様な気配さえありました。その他、ドライハーブやどこかスパイシーさも。 味わいは流石のウェルバランス。果実味のアタックがありつつも、やはり明るくしっとりとした酸があり、それらが一体感、調和を感じさせます。ボディはミディアム位でしょうか。柔らかさ丸さふくよかさがありますが、フルには至りませんね。ただ、ハリやミネラル感はあり、ただ柔らかいだけではありません。 こちらもチーズをつまみながらいただきました。中でもよく合ったのはラングルと白カビ。 ラングルとは、まあシャンパーニュのウォッシュなわけで合わないはずがなくといったところ。チーズの風味と、ワインの香りの各要素が合いますし、クリーミーさと柔らかな質感との相性も良好。 白カビに対しては、よりその風味の相性が良い感じですし、クリーミーさにもいいです。こういったクリーミーなものですと、幾ら泡でもちょっと負け気味な事もあったのですが、このワイン位のふくよかさ、果実味、泡があれば問題なしですね。 正直ショードロンとは大分雰囲気が違いました。あちらははつらつとしてさえいましたが、こちらはふっくら落ち着いた雰囲気。 こういったシャンパーニュは、ワイワイ楽しむ、と言うよりはしっとり飲みたいところですね。また、フレンチのコースに1本で合わせるのも面白そうです。 フランソワーズ ベデル シャンパーニュ“オリジネル” 生産者元詰 R.M. 蔵出し 自然派 ビオディナミFrancoise Bedel Champange“Origin'Elle” R.M. 楽天内にも投稿時現在で結構扱い多かったりします。ただ、平行品正規品で価格はバラバラ。こちらは6578円。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年03月16日 23時26分35秒
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