テーマ:ワイン大好き!(30780)
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大変ご無沙汰しております。なんと、前回の投稿からほぼ3年経ってしまいました…。
ブログ更新が出来ておりませんでしたのは新型コロナの影響、ではなく私自身の生活の変化が原因です。 ブログの更新、1記事につき大体30分~かかるときは1時間以上の時間がかかるのですが、その時間さえ作れないような状況が続き、だんだん書かない習慣がついてしまったという次第です…。勿論、ワイン会やワインイベントが無いという事で、飲んだワインの絶対量が減ったのも間違いありませんが…。 現在も状況は大きく変わったわけではありませんので、以前のように定期的な投稿と言うのは難しいですが、不定期にでもボチボチと更新を出来ればと思います。あらためまして、どうぞよろしくお願い致します。 やはり、ブログ記事を書く書かないで飲んだワインの記憶に残る程度もかなり変わってきますね。 さて、2023年1つ目の投稿は、毎年やっていました今年のこの1本です。2022年、このワインを発見したことがブログ再開の動機となったと言っても過言ではありません。 セント・アーバン グリューナー・フェルトリナー2021です。 色は淡い黄色。やや青みもある、麦わら的なこの品種の典型的なそれです。 香りは、開けたては柑橘系や青いブドウ、若干の白コショウ系や石灰的なそれ。時間と共に(何でしたら翌日くらいまでかかります)、蜜っぽさや黄色や白の花、青リンゴ、青い柑橘、そこに、開けたてから続く白コショウや石灰、それに軽いオリエンタルスパイスや緑のハーブと言った要素が加わる、というやはりグリューナーらしいもの。 味わいも、果実味のアタックが軸になりつつ、割と明るい酸が加わるライトボディと言った所です。ミネラル感は程々、後口の苦味収斂味といったものは大人しいものでした。 食事との相性もよく、お寿司などは海老、イカ、白身にサーモン系と良いつまみでした。アナゴだけはちょっと生臭みが出ましたが、これはお寿司側の問題だったかなと。スーパーの半額でしたので また、自宅で飲んだだけでなく、ワイン会でも(こちらはコロナの合間を縫ってボチボチやっておりました)使ったのですが、その時にいただいた、海苔を使ったワカサギの香り揚げやサワラの焼き霜、更には豆乳出汁の白子椀物といったものまで幅広く行けます。やはり出汁の旨みには合わせやすいですね。 なぜこのワインが2022年最もインパクトのあるワインだったのか。それは価格です。なんと、実に1本約750円! オーストリーワイン、結構前から飲んできています。最近はかなり選択肢も増え、飲食店さんでの取り扱いなどもよく見かけるようになりましたが、決して安い産地と言う印象はありませんでした。なので、まっとうにグリューナーを感じられる、しかもまだ固いくらいのこのワインがこの価格、1000円を切るというのは本当に驚きでした。 インポーターはコルドンヴェール、つまりやまやさんの扱いですが、すごいのを見つけて来られたなと。ただ、瓶詰がアイニッヒ・ツェンツェンとなっているのが謎ポイント。この生産者、日本語サイトもあるような、日本のワインシーンともなじみの深い生産者ですが、ドイツの会社なんですよね。エチケットにはヴァイン・アウス・エスターライヒの文字があり、キャップの上部はオーストリー国旗、ブルゲンラントとの記載もあると、間違いなくオーストリーワインなのですが…。ドイツの会社がオーストリーからブドウを仕入れてワインにしているのでしょうか? ともあれ、本当に発見でした。赤もあるようなので、そちらも試したいところです。 セントアーバン グリューナー ヴェルトリーナー 750ml 6本入り【5,000円以上送料無料】【ケース品】 楽天内には投稿時点で6本入りしかありませんが、6本で4488円ですから参ります。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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