テーマ:ワイン大好き!(30780)
カテゴリ:日本ワイン
またまた大分間が空いてしまいましたが、Natan葡萄酒醸造所ワイン会のワイン、先ずは可愛らしいエチケットのこちらから。 green horn。natanさんは2021年に自社醸造所を設立されましたが、こちらのワインは2021年醸造、つまり最初にリリースされたワインの1つとなります。名前の意味は世間知らず・青二才だそうで、まさにファーストリリースのワインらしいものとなっています。サイズは375mlのものでした。 セパージュはデラウェア100%。香川県産ブドウになります。価格は1320円程度ですが、ワイナリーさんではもう終売しているようです。 色はピンクがかったオレンジ系といったところですが、桜色に近い感じと言った方が日本ワイン的かもしれませんね。 香りは醸しデラと言う事で品種のらしいブドウの香りに加え、洋ナシやリンゴ、若干のバナナ、遠くに和柑橘、特にその皮っぽさといった気配がありつつ、色合いの影響もあるかもしれませんがどこか桜餅や塩漬けの桜の葉のような気配もあったように思います。その他、ピンク系のスパイスっぽさやミネラル的な雰囲気なども感じられたでしょうか。 味わいは果実味のアタックはありフルーティさを感じはしますがそれは優しいもの。酸味は丸く穏やかですが、旨みや若干の渋味収斂味と共に果実味に寄り添います。ボディは勿論ライト。パリッとしたというよりは柔らかさの方が感じられるものだったように思います。 会ではスターターとして飲みました。微発泡をイメージしていましたがそれなりにピチピチ感もあり良かったかなと。 また、コースの1品目のエビとの相性も悪くなく、エビの深い旨み甘味に対しワインのフルーティさや軽いミネラル感などがよく噛み合う印象でした。また、甲殻類の持つ香りと、ワインの桜感も何だか嵌っている感じで、ビスクなど合わせてみても面白そうだなと感じました。 実はこのワイン、2021年の暮れに帰省した際に地元の酒販店で購入して飲んでいたりします。発泡感は今回よりもあり、酸など各要素も代わる代わる主張する、といった感じでクラフトビールっぽく楽しめたりしましたが、ハーフサイズが1年瓶熟したという事で、それが落ち着き全体的に丸さが出ていたように思います。 それでもやはり、魅力はフレッシュさと軽快さでしょうか。最初のリリースワインと言うだけでなく、味わいの面でも青二才と言う名前は良いとこ突いてるなと。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年02月28日 23時05分48秒
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