リヤホイールの取り外し
今日の日記はリヤホイールの取り外し作業です。自転車を整備していると油などで手がドロドロに汚れます。したがって作業途中に写真を撮ることができず、いきなり次の場面へ飛んだりしますが、その辺りはご容赦願います。 リヤホイール取り外しに当たっては、チェーンをスプロケットから外すときにユルユルの状態にしていると作業しやすいので、あらかじめトップ側(スプロケットの小さい方)にチェーンを移動させます。 後の車軸の15mmナットをゆるめます。ナットを取り外したら、自転車が自立しなくなりますから作業用スタンドを持っていない場合は左を下にして横倒しにします。私も横倒しにしました。こういったリヤホイールの取り外しでは、倒立させて作業する人もいます。ナットとワッシャーなどの順番は覚えておきましょう。タイヤの空気を抜いて、リヤホイールを前方向に押し出すようにすると外すことができます。 ホイールが外れたら、次の作業をやりやすくするためにタイヤに少し空気を入れておきます。パンパンに入れる必要はありません。車軸を傷めないように私の場合は玄関マットの上で作業しました。 リヤスプロケットの拡大写真ですが、ここから先の作業は例によってシマノの特殊工具であるTL-FW30を使って進めて行きます。特殊工具の威力はさすがでとても簡単に作業ができました。 車軸を外した場合でも、チェーンとリヤディレイラーは外す必要がありません。ディレイラーは自転車のフレーム側フランジをはさみつけるような形で取り付けられています。ナットは9mmという変則的な寸法なので外したい場合はそれ用のスパナを揃えておいた方が便利です。ディレイラーのチェーンテンショナーが思い切りチェーンを引っ張っています。 外す必要のないディレイラーですが、一応取り外してみました。このディレイラーはシマノのコンポーネントの中で最も廉価な品物です。型名をRD-TY18GSと言います。チェーンテンショナーが少し短いRD-TY18SSと言う品物もありまして、こちらの方は20インチ未満の小径車に使われることが多いようです。 安価な中国製自転車には「シマノ製6段変速自転車」という売り文句が付いてきますね。まるでシマノが自転車の組み立てをやっているかのような誤解を与えます。正しくは「シマノ製6段変速機付き自転車」と言うべきなのでしょう。でもこれらのシマノ製部品はすべて中国製品です。しかも超が付くほどのローコスト大量生産ですからシマノの部品と言っても驚くほど安いのです。 続きはまた明日。下記はディレイラーを扱っているショップへのリンクですが上が、RD-TY18GSのものです。GSタイプもSSタイプも値段は全く同じでこの店では601円という驚くような値段です。中国製とは言えシマノブランドなのに、安さ爆発です。世の中に1万円以下の低価格自転車はたくさんありますがこういった超廉価な部品が使われているのですね。■5,250円以上送料無料■RD-TY18-GS 6スピード 逆爪ブラケットタイプ シマノ リアディレイラーR...■5,250円以上送料無料■RD-TY18-SS 6スピード 正爪ブラケットタイプ シマノ リアディレイラーR...