PC製作その6 Windows8の入手方法
今日のテーマはOSの入手方法についてです。その前に前回電源のことで消費電力を予測した記事について補足します。下記の写真にあるようなワットチェッカーを用いていろいろなパターンを測定しました。写真は通常のWEBブラウジング動作をしているときで39Wであることを示しています。 その結果は大まかに下記のようになりました。【PC本体】電源オン起動時 最大80W 定常動作時 約38WCD音楽聴取時 約45WHDD動作時 約55WHDTVエンコード 約120W【23インチHDモニター】定常動作時 約16W【アンプおよびスピーカー】定常動作時 約2W 結構省エネ的であることが分かります。HDモニターは画面が従来のSXGAモニターに比べて大型化しているにもかかわらずLEDバックライトのため随分と小さな電力になりました。ただ、色温度設定が完全に狂っているとしか思えないので、補正するために調整した画質に対してはかなりの不満があります。痛し痒しです。 さて、今日はWindowsの入手法です。最新型のハードウェアに似合うのはWin8かWin7でしょうか。実は組み上がったPCに最初WinXPを入れようとしましたが、エラー続出により全くインストールできませんでした。これはWinXPが出ていた当時には全く無かったハードウェアの固まりになっていたため、WinXPにとってはサポートできない、つまり互換性で未知な存在として扱われたためです。当初WinXPからのアップグレードを狙ったためにトライしたわけです。 その理由ですが、1月時点ではマイクロソフトは正規品のWin8をアップグレード版に限り直営サイトにて3300円でダウンロード販売していたからです。またWin7からのアップグレードであれば1200円でダウンロード販売もされていた時期でした。後者の場合はWin7の代金が別にかかるため得であるとはいえません。それであればWin8を最初から買った方がよいはずです。Win8のユーザーインターフェースが悪評だらけであっても、私の場合今更Win7をインストールする気は全くありません。それには別の理由もあります。 さて、マイクロソフト純正の新規インストール用Win8(DSP版)の値段を調べました。下記は価格コムの例ですが、私が目指しているWin8プロ64ビット版の値段は一番安くても11000円以上します。DSP版はWin8になってからハードウェアにバンドルされての販売ではなくなりました。このため、好きなハードウェアと組み合わせることができ、実質的に従来OSで言うところのパッケージ版の新規インストール用と同じ仕様になりました。それにしても、日本で販売されているOSの値段は諸外国に比べて高すぎると思いませんか?http://kakaku.com/item/K0000459768/ そんなわけで“諸外国”に目を向けるのが賢いのではないかと考えました。下記は楽天にも店を出している“諸外国”です。相手国は中国や韓国になりますが、日本語版の販売も行われているようです。恐らくPC製造工場でのプリインストールマシン用ライセンスを販売していると思われます。ダウンロード販売がメインですが有料でDVDメディア送付もできるようです。【Eメール転送商品】【5年使用保証期間】2PC用今お使いのXP Vista 7をWindows 8へのアップグレ...価格:5,900円(税込、送料込)【Eメール転送商品】【5年使用保証期間】今お使いのXP Vista 7をWindows 8へのアップグレード!...価格:3,900円(税込、送料込)上記の2つのリンクは、アップグレード版ではなく新規導入用のものになります。アップグレード専用品と異なり新規導入版はアップグレード用に使用することもできます。実は私が購入したWin8Proは上記のお店ではありませんし楽天関係の店でもありませんでしたが、こういった類の品物です。個人情報流出が怖いので、カード払いなどせずにコンビニ決済を利用しました。結構怪しいですがインストール後は正式のライセンスとして認証されました。お手軽なダウンロード販売品を購入しましたが、写真のようなDVDを作製し、レーベルをそれらしく印刷しました。随分と安いでしょ。楽天外ではQoo10経由の以下のような怪しい店もあります。http://list.qoo10.jp/item/%e3%83%9e%e3%82%a4%e3%82%af%e3%83%ad%e3%82%bd%e3%83%95%e3%83%88-%e3%83%80%e3%82%a6%e3%83%b3%e3%83%ad%e3%83%bc%e3%83%89%e7%89%88-WINDOWS-8-PRO-32-64BIT/409557599