カテゴリ:心象風景
先日の連休に屋久島へ行ってきました。
屋久島初体験の友人と一緒です。 その友人達を案内しながら、旧知の友人、お世話に人達とおよそ1年ぶりの対面をして、里帰りをした気分でした。 3日目に台風が接近しているから早帰りをしようと、予定より6時間早く鹿児島に戻ってきました。 そのとき友人が「知覧に行きたい」とのことで、ぎりぎり間に合った知覧行きのバスに乗っているときの体験なんですが。 私はその時まで「友人達を案内して屋久島旅行をしてきた」と思っていました。 でも思いもしなかった知覧に行くことになって、「ちょっとヘン?」と、考えが変わってきました。 「実は私が友人を誘導して案内していたのでなくて、『私が案内されて屋久島を回って、しかも知覧に向かっているのでは』」と思ってしまったのです。 友人のために動いていたと思っていたが『友人が私のために屋久島まで来てくれた』という、考えが出てきたのです。 しかも知覧にまで行ってくれるなんて・・・ 知覧には特攻についての記念館があって、そこに友人は行きたかったのですが、私は近づくも無理でした。 待っている間は近くにある温泉センターに入って、すっかり体の緊張が緩んで良い感じになりました。 人のためにやっていると思っていることが、実は自分のためにやっている。 そんな真実を実感したのは、「癒し」の仕事に関わっている私にはとても大事なことでした。 整体の仕事を始めたときに思っていた「この仕事って、結局人の不幸で成り立っている訳?」というなんとも言えない疑問点。 それが解決したように思います。 『人を癒すことは、自分自身を癒すこと』だと確信できました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.09.25 13:37:02
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