カテゴリ:心象風景
私は以前株式投資に興味を持って何度か売買したのですが、いわゆる授業料を払って勉強をさせてもらいました。
それから人生観も変わって「もう二度とやらない」と決心しているのですが、特定の人だけに金や情報が集まるのは「全ての人が裕福に暮らせる条件が準備されている」という真実からは外れていると思うのです。 得よう、奪おう、自分だけ若しくは自分の周囲だけが豊かになることを考えて行動しても、結局は自分自身も豊かになる方向から外れてしまうことでしょう。 沢山の資源を入手できる人は沢山の富を与えることが出来るから、周囲の人とともに豊かになれます。 精神面でも心の面でも豊かさを周囲に与えるには自分自身を通っていくので、自分も豊かさを受け取ることになるのです。 ちょうど蛇口につけた水道ホースの中を、まず水が通っていくように。 真実に近い暮らしをしているほどに「原因と結果の法則」をリアルタイムで実感し体験できるから、株式投資のように身も知らぬ人の損失が自分の利益になっても、それは結局豊かさではないことが分かりにくいと思います。 どこの誰かも分からない人から金を取っても平気で居られるから、仕組みとして匿名性を高めてより利己的な利益追求が出来るようになっているのでしょう。 私の仕事は整体にしても気功にしても、目の前に居る人との関わりですから逃げようがありません。 その人に与えた豊かさのみ私自身に与えられるのが、直ぐに分かります。 私を通っていく豊かさは、「私がすでに持っている豊かさ」ですが、「人に与えるときにしか、実感し体感できない豊かさ」ですから、人に働きかけない限り豊かになれません。 このことを思い返すことが、明日の仕事への活力となっています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.09.26 00:17:32
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