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テーマ:DVD映画鑑賞(14218)
カテゴリ:映画・テレビ・DVD・音楽
久々に映画の感想を~ 先日、ツタヤで借りてきた「幸せのちから」 実在する人物の実話を映画化。 ホームレス生活から、億万長者になった彼のアメリカンドリーム物語。 逆境にも負けない親子愛を描く感動作。 などの、売り込み文にふ~ん、感動作かぁ。 主演が割と好きなウィル・スミスかぁ。 息子役もウィル・スミスの実の息子なんだ…。 と、なんとなく手にとって借りてきた作品です。 81年のサンフランシスコ。 5歳の息子クリストファーを何より大切に思うクリス・ガードナーは、新型医療機器を病院に売り込むセールスマン。 だが、大量に買い込んだ機器は滅多に売れず、家賃も払えない生活が続いている。 そんなある日、彼は高級車から降りた男に成功の秘訣を尋ねたことをきっかけに、証券会社の養成コースに通うことを決意。 日々の暮らしにも困窮して、そんな生活に限界を感じた妻リンダは息子を残し、家をでる。 妻が出て行くと、ついにはアパートも出て行かざるえなくなり… 息子とともに、ホテル→駅のトイレ→路上生活をしながら、一流証券会社の無給の研修を受けてチャンスを掴もうとするが…果たしてクリスと息子は…。 という、感じのあらすじです。 で、感想は… さほど感動がなかったのが、ちょっとショック 主人公にまったく共感が持てなかったのが、理由に挙げられそうだけども…。 題名からしても、実話ということからしても、最初から最後に幸せになるのは分かりきっている。 だから、もっと波乱万丈の展開で、観客をハラハラドキドキさせて欲しいと思うのは私だけだろうか? どん底の生活という割には、ちゃんと食事もしていて… え?本当に、生活困ってるの? みたいな。 新たに飛び込んで四苦八苦するはずの仕事が、なんだかすごく順調に展開してますし さて、何故私が主人公に共感がもてなかったか? 一言で言うと、 妻子がいるにもかかわらず、一発勝負で儲けようという根性が嫌だったわけです! 別に、一発勝負をかけて儲けたいというのが、悪いというわけではないと思います。 私も、彼が独身なら夢をかけての一発勝負を応援できます。 でも、子供と妻がいる一家の大黒柱がすることじゃないと思うの! 貧乏生活から抜け出したい気持ちは良くわかるけど、その方法が計画性がほぼゼロの完全博打 何の知識もない株式の世界にゼロの状態で飛び込むというもの。 研修期間は収入なしの上、採用はたった一人。 その一人に選ばれなければ、子供を道連れに更に極貧生活に落ちるのは分かりきっている ワーキングプアで生活を支えていた、奥さんが一緒にやっていけないと出て行くのは当然です。 妻の再三の忠告にも耳を貸さず、あくまでも一発当てることを前提の思考回路の主人公に共感は持てないぃ~~! 奥さんの16時間労働で暮らしている状態で、夢ばかり見ている父親。 私は、仕事もあって次に住む家のアテもある母親に預けるのが、子供のことを考えるなら当然だと思うのですが。 自分がどれほど、息子を愛して手放したくないとしても、自分の博打人生に巻き込むのはいかがなものかと 成功したから、良かったとなる話だけども…。 私は、例え成功したとしても、博打に家族を巻き込むのは人間として好きになれないのですわ…。 自分が、失敗してさらに困窮生活になるリスクを選んでも自己責任でしょうが、勝手にリスクを押し付けられる子供の立場は?って思ってしまうんですよね。 まあ、人間努力すれば願いは叶うっていう映画なので、基本的には感動作なんでしょうけど。 どうにも、主人公が身勝手に思えて、私のこの映画に対する評価は正直☆1つかな…。 でも、いつものコミカルな演技じゃない、ウィル・スミスと息子の演技力はいいので☆2つぐらいにしとくかといった感じです~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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