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カテゴリ:映画・テレビ・DVD・音楽
先日、感想を途中まで書いて… PCの不都合で、全部なかったことになってしまった。 2度目なので、あっさり風味で宝塚の銀英の感想をアップ。 今月の初めごろ、妹のおかげで良い席(8列目センター)で観てきました。 宝塚、久しぶりですが。 男性がいつもに比べて、多めな感じ。 そんでもって、内容はというと、「原作に忠実な舞台は、もう他でやってるので宝塚らしい 銀英にしてください」と原作者が仰ったそうで…。 すごく、宝塚チックな…舞台となっていました。 まあ、宝塚だしヒロインが不在はまずかろう。 わかるよ。 それは。 しかし、ヒルダが長い髪をなびかせ、白い素敵なドレスで現れると…。 ヒルダは、 「もはや、別人じゃん!」 と、原作ファンは内心つぶやかざる得ない。 しかも、ラインハルトとロマンスが! ええ?! ラインハルトに、恋愛感情なんて…ねぇ? そんなものカケラもなかったはずよね。 そのほかの主要キャラにも、なんやかんやと違和感が。 オーベルシュタインなんかも、お笑い的な要素があるオーベルシュタインって!(絶句) ラインハルトとオーベルシュタインがチェスをしてるシーンがあるのですが。 内心 「あり得ないだろう!」 と、即突っ込みを入れたのは私だけじゃないはず。 そして、肝心のヤン。 グータラな部分を抑え目に、超絶かっこよく描かれておりました それでなくても、役者さんが体格の良い人でアニメなどのイメージとえらい違いなのですが。ジェシカを、憂国騎士団から救うシーンは、ユリアンではなくヤンが大活躍。 運動神経の良いヤンなんて…。 もはや、見ているワタクシは笑うしかない状態でありました。 そして、ヴェスターラントの一件とか、キルヒアイスが死ぬ場面はもうちょい丁寧に描いてほしかったぞ。 駆け足すぎて余韻がないというか…。 わかりやすくしたのだろうが、あんな大きなレーザー銃は持ち込めないだろう そんてもって、部下が 「(キルヒアイス提督は)もう亡くなられています」 って言って、 ラインハルトが 「嘘だ、卿は嘘をついている…」 って、泣きながら駄々っ子のように反論するシーンが、 カットってどういうことだ!! あそこが、グッとくるのにぃー!! そんでもって、ストーリーも凄く、ばっさりとなくなってたり。 時系列も、ぐっちゃぐちゃ。 アムリッツァの戦いと、イゼルローン攻略がほぼ同時進行って?! さらに、経緯とか結果とかの具体的な描写がない潔さ。 うん、あの長くて壮大なお話を、2時間ちょっとでやろうとすると、こうなるよね。 って、おおむね納得できますけども。 私の感動ポイントは、 アンネローゼ様がとても麗しかったこと。 ラインハルトの衣装が素敵だったこと。 本当に、マント捌きかっこよかったです。 軍服のクオリティーも、さすがは宝塚でした。 某舞台とはえらい違いだ! そして、キルヒアイスはちゃんと、キャラとして成立していたこと。 と言うわけで、おおむね満足で劇場を後にしたワタクシです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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