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テーマ:DVD映画鑑賞(14217)
カテゴリ:映画・テレビ・DVD・音楽
最近、観てもあんまり感想アップしてないので、久々にレンタルDVDの感想です~ 「さくらん」は土屋アンナちゃんが主役なので、観ようと思った映画です♪ あらすじは、 8歳で吉原遊郭に売られた少女・きよ葉(土屋アンナ)が何度も脱走を図るがあえなく失敗。 気位は高いけど、美しさと知性を兼ね備えた完璧な高級花魁・粧ひ(菅野美穂)は、そんなきよ葉に花魁(おいらん)としての生き方を教えて吉原を出て行く。 やがて17歳になったきよ葉は、遊郭に遊びに来た惣次郎(成宮寛貴)と恋に落ちるけれど…。 と、いった感じなのですが、このあらすじだけみると、惣次郎との物凄いドラマがあるのかと思ってしまいますよね…? でも… ないですから! これがデビュー作となる世界的フォトグラファーの蜷川実花が、カリスマ漫画家・安野モヨコの同名コミックを華やかな映像で映画化。 主人公の花魁を演じるのは「下妻物語」の土屋アンナ。 さらに人気花魁役に菅野美穂や木村佳乃ら、人気女優。 そして、音楽監督を椎名林檎が務めている。 ヴィヴィットで斬新な映像世界が堪能できる映画です。 内容は、正直無い!と思われる映画です。 映像が、綺麗で可愛かったらいいじゃないというコンセプトで作られていると思われます。 そして、「12歳未満は親と一緒に」とか書いてあったけど、結構濡れ場が続くので思春期の子供が親と観るのはお互いに、気まずいだろうと私は思います。 まあ、映像美を追求しているのでそんなにエロくはないと個人的には思うのですが…。 主人公の土屋アンナよりも、(私の好みかもしれないけど)菅野美穂のほうが妖艶でよかったと思います。 ストーリーのほうは、私は正直イマイチだと思いましたが、ブレイクする前の小栗旬が花屋ワンシーンちょこっと出てたり(いや、別にファンではないのですが…)、金魚やお花の使い方が綺麗で映画というより映像を楽しむのなら、いい作品ではないかと思います。 さて、私のストーリーダメだしポイントは、 安藤政信扮する番頭清次との伏線がみえみえ。 地獄がきちんと描かれていないのに、地獄だと嘆いて心中しようとしたりする。 そして、肝心の恋愛もいったいどこで好きになって、どこで嫌いになったのかもっと丁寧に描いて欲しい。 さらに、人間がイマイチきちんと描かれていない為、意味深な台詞が空回りしてるようにも思います。 それでもって、きよ葉に惚れ抜いてなんと側室ではなく、正妻として迎えると言い、さらには、「吉原に桜が咲いたら…」のきよ葉の言葉に、吉原中に桜を持ってくるという、大物な倉之助を振って、番頭の清次と逃げるというラスト…。 その選択が分からないぃ~ まあ、映像は良かったしアンナちゃんも好きなので、私のこの映画の評価は☆3つ半。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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