石山寺、そして叶匠壽庵・寿長生の郷へ
今日は台湾滞在記をお休みさせていただいて某企業系モニターOG会の日帰りバス旅行で行ってきた滋賀県大津市にある西国三十三箇所観音霊場第13番札所「石山寺」、菓匠「叶匠壽庵」（かのうしょうじゅあん）が経営する広大な農園及び庭園「寿長生の郷」（すないのさと）をご紹介します。石山寺は皆さんもご存知、琵琶湖南端、瀬田川の右岸にある真言宗の寺院です。京都の清水寺、奈良の長谷寺とならんで日本有数の観音霊場。 とても大きな（高そうな）錦鯉がたくさん泳いでいました。そして、有名な石段（とても急ですよ）を登ります。 しかし、思ったよりも短かったのでほっと一安心。登ったところには、で～んと大きな岩石がありました。 これが寺名の由来でもある天然記念物の珪灰石（けいかいせき）です。 そして、この石山寺でかの紫式部が７日間の参篭をして源氏物語ができたと言われています。紫式部の参籠したという部屋は「源氏の間」として保存されていました。ちょっと、人形が不気味な感じもしましたが。（笑） 他にもこの時代の『蜻蛉日記』『更級日記』『枕草子』などの文学作品にも石山寺は登場しています。本堂も荘厳な雰囲気が醸し出されており東大門同様、重要文化財に指定されているものがたくさんあります。 本堂を後にして、「石山寺と紫式部展」が開催されていたのでそちらも見てみました。屏風や書などを見ながら、学生時代の歴史の授業を思い出しながら･･･・・その後、境内を一回りし、次なる菓匠「叶匠壽庵」（かのうしょうじゅあん）の「寿長生の郷」（すないのさと）へ。こちらのお店の方が案内役をしていただけます。まずは、こちらの休憩所で梅酒をいただいて この長屋門の暖簾をくぐると たくさんの美味しそうな和菓子のオンパレード！お土産を選ぶのにも時間がかかりました～ そして、お食事処「山寿亭」で「美山つづら弁当」をいただきました！（キレイなつづらに入って運ばれてきます） このお弁当の一つ一つが丁寧に作られており、あまりの美味しさと上品さに感激！！写真に写っている以外に、煮物とマンゴープリンもあってさすがの私もお腹が一杯になりましたよ～ そして、お腹一杯になったまま、茶室「清閑居」へ。 お抹茶と焼き栗（栗きんとんを焼いた）の生菓子もついていました。ここで、お茶室の道具、掛け軸、お花に関することも非常にわかりやすくお話していただきました。 最後に散策。ここは敷地面積約63000坪だそうで約８００種の自生植物と農園が4.5ヘクタール、野草園もあります。 城州白梅の梅林は1000本もあり、毎年約12～13トンの梅を収穫、和菓子作りと梅酒に利用されています。 椿は４００種、牡丹は約3,000株、柚子の木も相当数あり、たわわに実っていました。最後の散策はお店の方の案内で野草園の一部を解説してもらいながら、駐車場まで歩きました。 まる１日、たっぷりと大人の遠足を堪能して帰りました！これでまた明日から、リフレッシュ～～～ 菓匠「叶匠壽庵」（かのうしょうじゅあん）http://www.kanou.com/index.php梅田阪急のほか新宿伊勢丹、横浜高島屋、博多大丸、名古屋名鉄でもあるそうです。「寿長生の郷」（すないのさと）http://www.sunainosato.com/kokoro/index.html
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