モノを観る力「美術検定」
読売新聞の夕刊に掲載されていました。「第2回 モノを観る力。美術検定ART CERTIFICATION TEST作品と鑑賞者の懸け橋10月26日 全国5会場で申し込みあすから 美術の知識や教養を高め、積極的に美術にかかわる人を応援する第2回『美術検定』(主催・美術館連絡協議会。読売新聞社、美術出版社)の申し込み受付が、8月1日から全国取扱書店と公式HPで始まる。・・・1級合格者には『アートナビゲーター』の称号が贈られる。・・・ 美術検定は、作品の背景にあるストーリーを読み解く力をつけ、感動をより多くの人に伝え広げる『アートナビゲーター』を育成し、応援することを目的に創設された。 第1回の昨年は10代から70代まで、約3000人もの受験者が挑戦。合格者は美術の”水先案内人”として、全国の美術館や地域で活躍の場を広げている。・・・例題に挑戦Q1 右図や、印象派の名称の由来となった絵画などを創作したフランスの画家はだれでしょうか。1、ルノワール2、ピカソ3、モネ4、ゴッホQ2 右図の描いた、今年生誕100年を迎えた日本画家はだれでしょうか。1、東山魁夷2、平山郁夫3、加山又造4、高山辰雄Q3 右図のような、江戸時代に隆盛した、人々の風俗や物語、歌舞伎などを描いた絵のことをなんと言うでしょう。1、やまと絵2、浮世絵3、風刺画4、障壁画 Q4 農民画を多く描いたミレーらが移り住み、美術の聖地となったフランスの村はどこでしょう。1、ジヴェルニー2、バルビゾン3、オルナン4、クイリュニーQ5 右図を描いたコローの絵画表現は、後の画家に大きな影響を与えましたが、その中に含まれない人物はだれでしょうか。1、ルノワール2、ブラック3、カンディンスキー4、ブッサンQ62003年にメキシコで発見された岡本太郎の大作『明日の神話』は、なにをモチーフにしていますか。1、原水爆の惨状2、大地震3、大洪水4、天国と地獄」 「作品を創った人の意志を感じとり、その背景にある歴史をひもとく『観る力』を持つ」と美術を見る目も大きく変り、楽しめるでしょうね。機会がありましたらぜひチャレンジしてみたい検定のひとつですよね。