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子育て母さんで終わりたくなくて

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2006年09月15日
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カテゴリ:葬式こぼれ話
通夜がありました。

私は母を亡くしてから、どうも涙腺がゆるくなり
また泣いちゃうかなあ…
(母の葬儀には鼻水をたらしながら、静かに泣いていた)
なんて、心配をしながら、闘病中の父を思い出しては
涙がほんの少しこぼれました。

そういえば、NZの息子たちとの別れは
鼻水はおろか、号泣して、嗚咽まであった私。
母より息子との別れが辛かったのかしら…
夫も、母の葬儀より泣いていたよね~と指摘。


さて、通夜が始まり、和尚さんがお経をはじめました。

椅子が3人がけ。
姉夫婦が一番前に座りました。
その後ろに私と夫。その間に3歳長女。
兄貴二人はその後ろの席へ。


和尚さんが木魚をたたくうちに、何だか勘違いをした長女。
お経にあわせて木魚のテンポが上がってきたとき
なぜか一緒にヒートアップした長女は、拍手喝さい!

寂しさで涙が出かけていたのですが、
現実に戻り、ひゅっと涙は引っ込んでしまい、
長女の手を押さえる私。

何でよ~とぶつぶつ言う長女。
それを見て笑う兄貴二人。


姉は下を向いていました。
義兄さんがちらちらと姉のほうを見てました。
姉は長女の行動に気づかず、見舞いもほとんどできなかったから
泣いているのかも…と気になりながらも、
長女の手を押さえ続けました。


しかし、やっぱり涙が出てくるので、
長女を押さえていた手で涙を拭いていたら
今度は後ろに座っていた兄貴たちがくすくすと笑う始末…


何なのよ~!


と思って振り返ろうとすると、
そこには親指、人差し指で目や鼻の穴を広げる娘の姿…

変な顔をしてみせて、兄貴たちを笑わせてました(汗)



もう、泣くどころではなく、早くお通夜が終わることだけを
考えていました。
寂しい、悲しい気持ちはどこへやら。
父よ、ごめんね。


そうそう、下を向いていた姉は、泣いてませんでした。
和尚さんの木魚の位置が悪かったらしく、
木魚をたたく棒(正しい名前を知らない)の柄で
木魚を叩いていたとかで、笑いをこらえていたとか。


まったく、もう!

姉も私も悲しむ暇がなかったようです。








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最終更新日  2006年09月15日 13時09分16秒
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