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子育て母さんで終わりたくなくて

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2006年09月19日
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カテゴリ:葬式こぼれ話
告別式の後にて…




嫌いだ、反面教師だと言いながらも、
やっぱり涙がちょっとこぼれてしまった、告別式。

(いろいろアクシデントはあったものの、無事に終了?)
      ↑
初めての方は、前日の日記を参照してください。



式が終わり、身内で棺おけに父の愛用品を詰め込みました。

私が父の家から持ってきたのが、ベースの譜面。
実は、父の職業がジャズメンで、ベース担当。

そういえば、以前はNHKののど自慢が地元であるときは
伴奏でいつも出演していたっけ…
放送は翌週だったので、みんなでテレビを囲んだものです。


あらあら、話がそれました。

父がよく使っていた譜面を発見し、趣味の写真
シルバー人材センターのジャンパーと帽子、
そしてタバコ。
    ↑
これが原因で死んだけど、たばこ欲しさにこの世に
戻ってきてもらっては困るので、仕方なく。

これらを棺おけに入れました。

足元にど~んとつめて、足が痛くないかしら、ごめんね
…なんて、死んだ人に対してついつい、そんなことを思う私。


そして、式場の花をどんどん父の周りに入れました。

子供たちは「じいちゃんの顔の周りに~」と泣きながら花を配置。
父はきれいな花で埋め尽くされていきました。


そんな姿を見て、やっぱり父は死んだんだ…と思っていたら
父が葬儀屋に運ばれてからずっとお供えされていた一輪の菊を
父の「胸元にお供えしてください」と葬儀屋さん。


ええ~、そんなことを私にさせるの~と涙を流す私。

しかし、これをしないと進まない…



仕方なく、菊を父に添えたまさにその時、あっ!!!!




一輪の花の茎が父の鼻の穴へ!


涙は一瞬にして血の気とともに引っ込み、
慌てて鼻の穴に入った一輪の花を引っこ抜きました。


だって、火葬場に行って、最後のお別れのときに
鼻の穴に茎が入っていたら、泣くどころじゃないでしょう…


誰も見てないよね!


…引っこ抜いた後、そ知らぬ顔でいましたが、
義兄はばっちり一部始終を見ていたそうです…くくく、不覚!


姉はそれまで泣いていた私が急に表情を変えたのに
気をとめただけでした。

きっと、その瞬間、見たかったでしょうねえ…









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最終更新日  2006年09月19日 12時42分54秒
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