お招き。
僕にとっての塾業界の師である2人の先生がいらっしゃる塾、「愛夢舎」。そこへ、遠く岐阜県から「つばさ塾」の先生方が来られるということで、僕もお呼ばれ。なぜか、僕までもご馳走してくださいました。これは何かいいことを話さなければと、必死に頭を回転させましたが大したことなど出るはずも無く、熱い教務談義(主に数学)を隅っこで聞いてるだけ(笑)。むしろお金を払いたいくらいで非常に恐縮しました。あれが英語談義ならもうちょっと絡めたのに!なんて、ただの負け惜しみですそれにしても、つばさ塾。とにかく斬新、画期的な教務法。自分で言うのもなんですが、僕もかなり斬新だと思います。でも、それを中学生に対しても躊躇無く行っているなんて!例えば、つばさ塾では時間割に「英語」「数学」というような教科がない。文系の日(=がっきー先生の日)、理系の日(=りょーた先生の日)があるだけで、その日何をやるのかは、生徒は来るまで、いや授業に入るまでわからないのだそうだ。先生いわく、教科の枠組みなんて本来無いのだから、いっそ取っ払っちゃって、純粋に学ぶということに絞っていこうと思ったのだそう。学ぶということ、知るということをしっかりと伝えていけば、自ずと生徒たちの考え方が変わっていく。そのためには教科の枠組みなんてうっとおしい。英語から社会、国語から理科、そして数学へと、どんどん繋げていって、人間教育をしていこうという先生の考えは、僕の小学部の英語とほぼ同じ。やっている内容もまた非常に似通っていて、思わず身を乗り出して、うなずきながら聞いていたのですが、ただ、それを中学部でも変わらず行っているというのには驚愕!僕がそういった教科に縛られない、英語から社会から理科から国語といった幅広い視野で、学びを育てていくというのは、小学部、しかも英語だからこそできること。学校で大して行っていない、しかも試験も無いという環境が前提にある。さすがに、中学部ではそこまで大それたことをやる勇気はない。英語の授業の日は、やはり英語をやることが多い。英語をまったくやらずに、学び方や考え方指導になる日や、いつの間にか社会になったりと英語の枠を飛び出る日もあるけど、そんな日は年間の3割もないだろう(・・・と思う)。しかし、すごいな。「今日はがっきーの日だ。なにをやるんだろう」って、生徒がやってくるわけだよね。きっとワクワク感でいっぱいだろうな。教科が書いていない時間割か・・・。世の中の個人塾にこそ、枠組みなんてないんだろうね。