中3選抜クラスで新たなる試み。
『自分で自分に見合ったレベルの問題に当たり、問題意識を持ちながら、意欲的に解き進む。そして、間違った箇所については解答を見ながら、あーでもない、こ-でもないと頭に汗を掻きつつ、辞書や参考書を片手にペンを走らせ、何らかの答えを導き出した後で、その内容について先生に質問し確認する。』こういう勉強を当たり前のようにしている中学生がいるとしたら。。。まさに最強だろう。これが理想系ではないだろうか。と、いうことで今年の中3の選抜メンバー11人に求めてみた。すでにss70以上の生徒が7人もいる。特に英語についてはほぼ仕上がっている。そんな彼らだからこそ、こういった学習法が習慣化するよう仕向けることはさらなるレベルに引き上げるためにも、大きな意味を持つのではないかと思った。ちなみに進め方はこう。まずは、私立高校の過去問題集(2,000円相当)を一人一人のレベルに合わせてプレゼント。各自、自宅または授業中、自分のペースで解き進む。(終了したら好きな高校の過去問をまた一冊プレゼント)わからなかった箇所は、解説を見て、辞書や参考書などを調べつつ理解していく。自分でいくら調べてもわからない、もしくは怪しい箇所があれば、メモっておいて、授業の最初に僕に提示する。授業ではその箇所を中心に僕が解説する。こういった形式では、さすがに難しいかもしれない。。。彼らは自分で意欲的に取り組んでくれるだろうか。。。講義の無い授業を、不満に思うのではないだろうか。。。やる生徒とやらない生徒に分かれてしまうのではないだろうか。。。などなど、不安はいっぱいあった。でも、これが成功すれば、彼らの高校進学後は安泰だ。いや、高校だけじゃない。その後の人生にも絶対に活きてくる。僕が目指す塾は点取らせ屋ではないのだ。そう思って始めたこの試み。今日で3週目に入ったのだが、う~ん。。。(ーー;)想定していない問題が起こってしまった。それは、講義の無い授業に僕自身が不満で不安なこと(笑)。静かに黙々と問題を解いている11名をよそに、「質問・・・ない?」「大丈夫?本当に、大丈夫?」「ねえ、ねえ、わからないところとかない?」など、うろちょろ歩き回っている。きっとジャマに違いない。(不安でしょうがないんだもん)この学習法、うまくいったかどうかは、まずは5日後の北辰で判断してみたい。即効性は無い学習法だけに、ほんの数回でどうとは思わないが、メチャクチャ下がったりしたら少し修正しようと思う。もし成功したら・・・その効果は高校進学後に現れるだろう。今までも高校進学後にさらに伸びる生徒が多いことで定評あるウィル卒業生。これがもう一段階上がるってことは?