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カテゴリ:wine
今日は大阪日帰り出張。大分ワイン会の続きをblogに残していきたい。 このCh Le Pin 1990は私が持参したワイン。10年以上前に購入し、ずっとセラーにあった1本。 4皿目は、天然関鯛のポワレ、葱のトリュフ入り2色のソース。 葱の青いところを使ったソースの発色が美しい。 関の鯛は、いかにも天然もので身がしまっており”筋肉質”な食感。こちらも火の入れ方が絶妙で筋肉の繊維に沿って割れるように砕ける。 この皿は残しておいたBatard Montrachet 1995 Domaine Leflaiveと絶妙のマリアージュ。 5皿目は、佐賀牛マディラ酒ベースのトリュフソース 驚きの1皿。超レアに焼き上げたフィレ肉を口へ入れると、中はもちろん冷たくなく牛脂がとろけ、ネットリとした食感と濃厚な佐賀牛の味が口腔に広がる。 これはおそらく肉の表面をサッと焼き肉汁が出ないようにした後、フライパンごとオーブンに入れ、じっくり熱を入れていくことでローストビーフのようなネットリ感が出ているのではないかと思われたが、素人の考えのため真実は不明。 Ch Le Pin 1990は、まずブショネでなかったことで一安心。 香りは、最初青い草のようなハーブ、カシス、そして期待されるトリュフが溢れてきた。醤油や腐葉土の香りが堪らない。 外交的なワインでWAの評価が高いのも頷ける。後、数年から10数年ほど置いても良いだろうが 果実味を残した状態が好みであれば、今楽しむのも良いと思われる。 佐賀牛とのマリアージュは言わずもがな素晴らしい。佐賀牛のネットリとした食感と濃厚な肉汁、マディラ酒ベースのトリュフソース、それにトリュフの香りのCh Le Pin 1990。 2度と経験出来ない体験だけに、その一瞬が今も舌と脳裏に焼き付いている。 [1990]シャトー ルパン お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.10.19 19:01:02
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