ガンバ
今日も昨日に続きガンバです。このガンバはバスガンバです。通常のガンバとはとてもかけ離れた形をしていて、さらに現存する最も装飾の多いものです。 オリジナルはオックスフォードのアシモリアンミュージアムにあります。jhon rose 1600年作です。この楽器を作った時は何度か足を運び許可を得て実際に手で触れたり沢山の写真を撮ってきました。この楽器のオリジナルは、貴族sir charles somersetの紋章が描かれてあり、おそらくこの貴族が富の象徴としてオーダーしたものとされています。表板、横板、裏板全てにインレイのパーフリングが施され、さらにスクロール部分には女性の顔とさらに裏側には複雑な紋章の彫りものがあります。