[テナービオラ]の記事一覧 | キツツキの戯言

弦供養

テナービオラに合った弦を探すために、たくさんのチェロ弦とヴィオラダガンバの弦を短く切ったり、１度張っただけで使えない状態にしてしまいました。残骸（？）の山を見て、ブルーになりました。費用を計算すると益々ブルーになりそうです。この弦たちも恵まれた嫁ぎ先に行けば、大ホールで観客の視線を集めていたかもしれないのに・・・・針供養というのにあやかって、弦供養した方が良いかも？

April 29, 2006

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弦の選択

　ほぼ毎日テナーヴィオラの練習をしていますが、各弦の音色、音量、発音などがばらばらで，そのたびに違った銘柄、素材の違ったものなどほ張り替えて早２週間が過ぎ去りました。　　３０本以上のチェロ弦が短く切られ無残なものとなっています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　３日前これでよいかも、と決めた弦がありました。しかし考えなおしました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　このテナーのネックはオリジナルの古楽器の形で作ったのでガットを使ったほうが本来の形です。そんな訳で全部ガットにしました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヴィオラダガンバのあらゆる太さの弦を用意しましたがテンションが低くかったり、太くて弾きにくかったりで結局上２本がガット、下２本がスチールとこれまた中途半端なものになりましたがとりあえずこれで弦選びokとします。毎日練習をしてうまくなりたいです！！

April 28, 2006

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テナーヴィオラ製作４７

　ニスの磨きと駒の弦高や魂柱の調整などまだ完全ではありませんが一様完成しました。　　　そして弦の選択に困りました。なぜかというとヴィオラ（アルト）の弦では短すぎて使えません。ガンバの弦も試しましたが、テンションがちょっと低くて弾き難い。セロの弦をカットして使うことになりました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　楽器はバロック風にしたのに、金属弦を使うことになったのが残念です。そのうち、あれこれ試してよりよい弦を探そうと思います。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　バイオリン属の弦は高いので貧乏な私には、悩みの種です。！

April 12, 2006

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テナーヴィオラ製作４６

魂柱を立てて、ナットを加工しました。ナットは普通黒檀で作りますが、今回は象牙を使ったので思いのほか時間が必要でした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そしてこの楽器を作り始める時から迷っていたことがありました。この楽器はバイオリンのように肩に乗せて弾くのが本来の姿勢だと思いますが、そうするのには大きくて重いので弾きにくいという理由で現在しない原因のひとつです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そこで現代のチェロのようにエンドピンをつけて足の間に挟んで弾くというほうがより良いのではと思いエンドピンをつけることにしました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　事実２０年以上前のストラッド（バイオリン作りの専門雑誌）にそのようなことが乗っていたのを思い出しました。しかしチェロのようなエンドピンをつけるにはｂンドピンを留めるコーンの直径が大きくて横板の底に開ける穴が大きくなって下のブロックが弱くなってしまい、割れてしまうかもしれません。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　それで考えた末、金属のエンドピンではなく木でオリジナルのエンドピンを作りました。さらにとりはずしが簡単に出来、肩に乗せてもひけるようにしました。

April 11, 2006

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テナーヴィオラ製作４５

　一昨日ニカワ接着した指板に黄色のニスを塗り乾いてから透明なニスを塗りました。乾くのを待つ間に、駒の足のフィティングをし弦高を決め、加工をしました。ナットの溝を切りました。明日サドルの成形と魂柱の取り付けとで一様音が出せそうですが、まだニスがほとんど磨いてないので完成までもうちょっとかかりそうです。　写真は左側が今回使うバロックのヴィオラ駒、右側がモダンのヴィオラ駒

April 10, 2006

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テナーヴィオラ製作４４

　昨日塗ったコーティングニスのペグボックスと表板の指板のところを磨いて、糸巻きのフィッティングをし糸巻きをとりつけました。そしてナットをニカワで着けて指板もニカワつけをしました。もう少しで本体の完成です。待ち遠しいですが明日はバイオリンの製作指導をしなくてはならないので、つづきは明後日に。

April 8, 2006

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テナーヴィオラ製作４３

　今日も昨日と同じくニス塗りでした。ただ色付きではなく、透明なニスでした。明日は軽く表板の指板の影になる部分のニスを磨いて指板でも着けようかと思います。

April 7, 2006

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テナーヴィオラ製作４２

　２日間楽器の製作をお休みしていたので、頑張ろうと思いましたが今日もニス塗りのつづきなので待ち時間が多くてさほど前回と変わりなく、赤暗いニスを塗りました。そろそろ色付きのニスは終わりにして透明なコーティングニスを塗って終了にしようと思います。

April 6, 2006

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テナーヴィオラ製作４１

今日も特別なことなく赤系のニスを２回ぬりました。結構赤くなってきたのでそろそろちょっと暗い色でも塗ろうかと思います。

April 3, 2006

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テナーヴィオラ製作４０

　今日も赤系のニスを２回塗りました。すぐに乾かないのでその間に、テールピースの象嵌入れをしました。

April 1, 2006

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テナーヴィオラ製作３９

　今日も昨日同様ニス塗りをしました。赤系の色を２回。そして乾くのを待つ間テールピースの象嵌とニスを塗りました。写真がそれです。ダイヤ風のガラスを入れました。親しいお客さんがそれを見て、私の趣味じゃない！とほざいてましたけれど、素朴も好き、華やかなのも好きな私です！

March 31, 2006

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テナーヴィオラ製作３８

今日もニス塗りを２回しました。昨日は黄色でしたが今日は赤色のニスでした。塗った後は乾くまでさわれないために他の部品の製作をしました。　以前に途中まで作ってあったテールピースに象嵌を入れる作業をしました。

March 30, 2006

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テナーヴィオラ製作３７

　一様、楽器の本体が出来上がったので、ニス塗りの準備として汚れや不適切な箇所を直しました。そして水分を含んだ布で本体全部をぬらし、木目をたたして木肌を滑らかにするために、細かいサンドペーパーで磨くさぎょうを二度行いました。　普段はこの後ステインヲし、木に薄い色をつけてニス塗りを始めますが、今回は、パス。今日は二度黄色を塗りました。

March 29, 2006

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テナーヴィオラ製作３６

今日も昨日の続きの、ネック周辺とボタンの製作をしました。ほぼ出来上がりました。昨日書いたように、ネックの形はモダンとバロックの間、そしてネックの角度もバロックのように直角にせずにすこし角度をつけました。

March 28, 2006

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テナーヴィオラ製作３５

ボタンの成形とネックの成形をしました。ネックの形は、色々と考えオリジナルのバロック型では、付け根の付近で凄く太くなってしまうし、モダンネックにするには指板がすでにバロック型になっているし、ということで間の形にしました。現在使われているオリジナルのバロック楽器もすでにオリジナルのネックの型ではないものが多く見受けられるからです。ずいぶん頑張ったつもりでしたが、もう１日がんばらないとネック周辺が終わりそうにありません。

March 27, 2006

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テナーヴィオラ製作３４

ネックのにかわが乾いたので、ブロックに３つ穴を開け目ねじを固定しました。そして表板をにかわ付けしクロージングクランプで止め、やっと箱がデできあがりました。バロック仕上げなので、スクロールももうついています。写真は指板の側面です。モダンの指板と違ってこんな傾斜と切り込みがあります。

March 25, 2006

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テナーヴィオラ製作３３

昨日仮止めをし、ネックの左右のずれがないように横板とネックの調整をしました。そして表板を外し、ネックを横板にニカワ付けしました。乾いたらくぎ、または目ねじを内側のブロック側から止めます。今回は目ねじにする予定です。

March 24, 2006

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テナーヴィオラ製作３２

このテナーヴィオラの製作に当たって、考えなければならないことがありました。　現代のモダンタイプのネックにするかバロックタイプにするかということでした。バイオリンでもモダンに比べバロックでは６－７ミリ短い。テナービオラでは十数ミリの違いがあること。さらにネックの取り付け角度の違い。モダンにした時はほぞ穴分更に長くしなければならないこと、バロックにした時はボディーを箱にする前にネックをつけて釘またはねじで固定しなければならないことなどでした。　考えた末テナーヴィオラは現在使われていないピリオド楽器ということで基本的にバロックタイプにしました。写真はまだ表板は接着してない仮止めのところです。

March 23, 2006

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テナーヴィオラ製作３１

　横板内側のブロックとライニングの成形が終わったので、裏板と横板のニカワ付けをしました。　はじめにブロックの目止めのにかわを塗り、乾いてから横板と裏板の位置を確認するために仮止めをし、にかわを塗ってクロージングクランプで固定しました。

March 22, 2006

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テナーヴィオラ製作３０

内枠から横板を抜く作業をしました。始めにライニングの先をナイフを使って焼く半分ほど斜めに裏、表全部カットし、そして鉄槌を使って上下と４個のコーナーブロックを軽く叩き、内枠にニカワ付けをしたブロックをはずします。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そして両コーナーを左右に開き上または下のブロックを少しずつ、内枠を抜くようにします。むりに抜こうとすると横板を割ったり、ブロックを割ったりするので気をつけなければなりませんがテナーヴィオラは大きいため、自由度があり楽に抜けました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　内枠から外した横板の上下のブロックの角をのみやヤスリを使って丸くし、４つのコーナーブロックも加工し、またライニングものみやヤスリを使って滑らかにします。

March 21, 2006

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テナーヴィオラ製作２９

この前からの続きの裏板の外側の豆かんなの作業とスクレーピングをし完成。そして内側の彫の作業をしました。　　　　　　　　　　　　　　　　　内側の作業もまるのみやまめかんなを使っての作業です。そして外側と同じくスクレーピングをし、なんとか裏板がほぼ完成しました。これでやっと楽器本体のパーツが揃いました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あと指板をともかく用意しないといけません。バイオリン、アルトビオラやチェロなどはすでにだいたいの大きさに作られているものを削って合わせるのが普通ですが、テナーに関しては無いために最初からつくらなくてはなりません。ちょっと面倒ですが。写真を撮るのを忘れました、すみません！

March 20, 2006

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テナーヴィオラ製作２８

昨日に引き続きパーフリングの曲げ合わせをし、にかわ付けをしました。通常は何時間かそのままにしにかわが固まるのを待ってから次のことをするのですが、なんせ短期な私であります、１時間過ぎたのでアウトラインとパーフリングの真ん中にグルットせんを引いてその内側をマルノミを使ってフルーティングの作業をしました。そしてまたアーチングの作業をしました。

March 18, 2006

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テナーヴィオラ製作２７

昨日に引き続き裏板のアーチングそしてパーフリングの溝をほりました。表板と違い堅いためナイフを使ってきるので指がいたくなります。しかし２台チェロを作った後なので、それほど苦にはなりませんでした。溝にパーフリングを入れたら、１－２日で裏板の表が終わると思います。

March 17, 2006

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テナーヴィオラ製作２６

楽器の最後のパーツの裏板の製作に入りました。表板と同様に横板にオーバーハング分大きくして線を引き、その外を糸鋸で切りラフアーチングをしました、淵が薄くなったので、ヤスリを使って面に直角になるように注意、曲線がスムーズに繋がるようにしました。

March 16, 2006

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テナーヴィオラ製作２５

表板最後の作業、バスバーの合わせと接着です。のみややすりなど使って序所に表板裏面のカーブに合うように削って行きます。目であわせるのは不可能なので、途中からチョウクを使って色の付いた所を削ってバスバー材の全てにチョウクがついたら、合わせの終了です。続いてにかわ付けですが、また急に寒くなって。にかわの扱いに手間が掛かります。部屋を暖かくしてからその作業に入ります。にかわがかたまったら、つづいて高さをプロットしてのみややすりを使って富士山のような形にします。

March 15, 2006

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テナービオラ製作２４

昨日Ｆ－ｈｏｌｅの円を開けたので、他の部分も糸鋸を使って広げ繋ぎました。いとのこは特殊なもので、刃もとても細かいものです。木の木目の方向を間違えないよう注意しないといけません。そしてナイフを使って線まで広げていきます。そして最後にニック（刻み）を切って終了です。

March 14, 2006

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テナービオラ製作２３

表板内側の彫りを進めて終わりしました。バイオリンは普通全体３ミリにします。チェロは４，５ミリです。製作者によって中央部を少し厚め、周りを少し薄めにする人もイマスガ。テナーヴィオラは何ミリかわからなかったのですが３，５－４．０ミリの間がいいのではと決め３．７ミリとしました。そして、テンプレートを使い表板の外側にＦ孔を描きました。写真はＦ孔の上下の丸を空けたところです。

March 13, 2006

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テナーヴィオラ製作２２

表板内側の彫りを始めました。まるのみを使って作業をしましたがよく研いでないので切れが今一でした。途中からはまめかんなに変えてみました。最近はのみよりまめかんなのほうが作業の効率がよいように感じます。

March 11, 2006

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テナービオラ製作２１

なんとか表板の外側が終わりました。続いて内側の彫りをしようと線を引いて、大事なことに気が付きました。外側を掘る時は必要のなかった台。内側を彫るときは、板を逆さにします。隆起があるので安定しないので台が必要になります。、バイオリン、ビオラやチェロの台ありますが、なんせどの台にも合わない中途半端な大きさのために専用な大きさのものを作ることになりました。特に難しいわけでもなく、キレイに作るわけでもなくただ使えればよいだけでが、余計なことの嫌いな私にとって面倒な事でした。がたがたな台でも見てやってください！！

March 10, 2006

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テナーヴォイラ製作２０

今日も昨日に続き、表板のアーチングの作業をしました。まめかんなとスクレーパーで削って行きました。でもあんまり時間がなくてさっぱり進んでいません。写真も一昨日のものと見た目ほぼ同じように見えます。

March 9, 2006

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テナーヴィオラ製作１９

昨日やっと入れ終わったパーフリングの外側とアウトラインの真ん中にコンパスを使ってぐるっと１回転線を描き、線の内側をマルノミを使ってフルーティングをはじめました。そしてシガーやギターのラインを書き入れ、豆かんなを使って少しずつ削っていきました。写真で葉、昨日との差があまりわからないので省略。

March 8, 2006

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テナーヴィオラ製作１８

昨日に続き表板のパーフリングを溝彫りを続けました。やっと終わったのでつづいてパーフリングを溝のかっこうと同じようにまげて、６パーツのパーフリングのコーナーの部分を隙間の無く、黒白黒の部分が同じ幅で重なるように切り、にかわ付けをしました。もうへとへとです。

March 7, 2006

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テナーヴィオラ製作１７

この前にラフアーチングが終了したので描いたラインまでやすりを使ってアウトラインをしあげました。そして淵の部分を全体に薄く同じ厚さにしてパーフリングマーカーを使って２重線を描きナイフを使って溝を刻みパーフリングピッカーで間の木を掘り出しました。まだ半分くらいしか終わってませんが明日終了する予定です。

March 6, 2006

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テナーヴィオラ製作１６

一応スクロールが出来上がったので、テナーヴィオラ製作９の時に書いた問題の決着をつけなくてはならなくなりました。ほかに代用する木材がなかったので、しかたなくチェロの木材を使うことにしました。いつものように衣面平らにして横板をおいてそれにオーバーハング分のでっぱりを描いて、糸鋸を使って切りました。そしてマルノミを使ってラフアーチングそ作業をしました。まず表板から始めました。

March 4, 2006

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テナーヴィオラ製作１５

スクロールのボリュウティングが出来たので、ペグボックスの製作をしました。いきなりのみで削り始めるのはたいへんなため、ドリルを使って適当な深さまでいくつも穴を開けてから掘り出します。　ドリルを使って穴を開けるときよく穴の深さを確かめながら行わないと、運の悪い時裏側までドリルが貫通したのを見たことがあります。

March 2, 2006

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テナーヴィオラ製作１４

昨日渦巻きの両側のボリューティングが終わったので、今日は正面から裏側のボリューティングの作業をしました。ここの部分はフィッシテイルという部分でバイオリンなどの型紙はまるで魚の形そのものです。チェロのその部分はちがった形で、ボックス型といいます。現在のビオラの多くはボックス型よりフィッシテイル型の方が多いように思います。ボックス型を作るほうが、手間が掛かります。そしてほとんどの場合ダブルナットにしなくてはなりませんので、さらに面倒です。今回作っているテナーでは楽器が大きいのでボックス型になります。

March 1, 2006

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テナーヴィオラ製作１３

スクロールを作るうえで一番手間の掛かるボリューティングの作業です。始めにスクロールの淵を同じ幅でグルット面取りをします。そして、まるのみを使って渦巻きの根元まで面取りの淵から削ります。この作業を何度も繰り返し序所に深くし、スクロールのふくらみを出します。製作者によってこのボリューティングを行ってから面取りをする流派もありますが、そうすると、正面から見た時の形が違ったものになります。

February 28, 2006

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テナービオラ製作１２

この前にスクロールの１段目まで作りましたので、１段目から２段目へとのこぎりで直角に切って丸のみとやすりで線まで削って行きます。そして丸い目と２段目となめらかな線になるように削ります。この作業で注意するところは、渦巻きが中心線に直角にすること。なれないと鋭角に入りすぎ台無しにしてしまいます。それと渦巻きが途切れ無く曲線で繋がるようにすることです。写真は撮り忘れました・・

February 27, 2006

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テナーヴィオラ製作１１

側面の出来上がった型の上面に中心線を引いて、フィッシュテイルの方を写して渦巻きの反対側からのこぎりで、線をいれ、のみで落としていきます。そしてやすりで線まで削ります。普通、昨日の側面を作る以前の直方体の時にペッグ穴の位置にドリルで穴をあけておくものですが、今回はある考えがあって後に回しました。写真は渦巻きの１段めのところまでです。

February 24, 2006

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テナーヴィオラ製作１０

昨日の理由で今日からスクロールの製作を始めました。１面を平らにし。その両側を直角にし、直方体のブロックを作り側面図をテンプレートを使って型を写し、のこぎりを使って余分な部分を落とし、やすりを使って線まで削りました。なんとか側面の投影型が出来上がりました。

February 23, 2006

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テナーヴィオラ製作９

無事に横板の製作が終わりました。この後に表板か、裏板を作ることが普通ですが問題が発生しました。それは材の大きさです。普通のビオラ用の材だと小さすぎてつかえません。。チェロ材なら十分ですが大きすぎて余分な残りの部分が無駄になってしまいます。そして高価なために貧乏人の私にはもったいなくて決心がつきません。考えた末、スクロールから作ることにしました。スクロールを作り終えるまでに結論をだそうと思います。

February 22, 2006

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テナーヴィオラ製作８

やっとにかわ着けして組みあがった横板にライニングを取り付ける作業をしました。裏、表１２本のライニングが必要になります。横板の内側に沿ってまげます。ただセンターのところ裏表４本ハ、ブロックに溝を掘らなくてはならないことが、やっかいなところです。にかわを着けてゴムを巻いたせんたくばさみで押さえていきます。

February 21, 2006

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テナーヴィオラ製作７

この前に続き横板の製作をしました。すでにできあがっているセンターバウツのブロックをテンプレートの型どりに先が細くなるように丸のみとヤスリで削ってそして上と下のブロックもテンプレートの型どうり削って横板を曲げてにかわで接着し、クランプで留めました。この作業注意するのはブロックが直角に削ってあることです。そうしないと表板と裏板の大きさが異なってしまいます。それとエンドピンの穴がある、真下の横板の合わせが隙間が空かないようすることです。　写真をとるのを忘れてしまいました。すみません！！

February 20, 2006

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テナーヴィオラ製作６

　センターバウツにする横板をベンディングアイロンを使って曲げてにかわ着けをしました。テナーヴィオラはアルトビオラ（普通のヴィオラ）より多きため、普通の裏板とセットで付いている横板の幅ではぎりぎりで接着に苦労します。そして周囲も長いために、約２台分の横板が必要です。

February 18, 2006

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テナーヴィオラ製作５

昨日ニカワ着けをしたブロックにテンプレートを使って型を写して、のみで落としました。バイオリンを作る時の横板を組む時は、まずセンター所から作るのがスタンダードです。そこのブロックをマルノミで落としてやすりで滑らかにします。そしてセンターの部分の横板をにかわ着けをします。けっこう難しいところです。

February 17, 2006

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テナービオラ製作４

昨日に続き、内枠のクランプを留めるための８個の穴を開け、上下のブロックと４個のコーナーブロックの成形をしました。小さな木ですが後のことを考えるとしっかり直角に作らなくてはならないのでけっこうめんどうです。次にそれらをにかわ着けをして本日は終わりです。

February 16, 2006

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テナーヴィオラ製作３

昨日に続きテナービオラの内枠を作りました。テンプレートを基にｍｄｆに型を移して、糸鋸を使って切り、やすりを使っての作業でした。平面とかたちの面を直角なるように注意、削っては直角定規をあて、それの連続でどうやら型ができました。そして上下２個のブロックを取り付けるための溝と，４個のコーナーブロックをつけるための溝のところを切りとりました。あとクランプの押さえにする８個の丸い穴を作れば内枠の完成です。

February 15, 2006

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テナービオラ製作２

昨日、ブログに書いた理由で製作を始めることにしました。バイオリンやチェロなどはいろいろな型のテンプレート（型紙）を持っているため、新しく作る事は、めったにありませんが、テナービオラは作ったことがないので作らなくてはなりません。そしてプラン（設計図）は手に入れることが難いと思っていましたが幸いにストラディバリウスの型がたくさん乗っている本にテナービオラの型がありました。このテナーはボディーレングス４８０ミリのものでよく見るビオラより二周り大きそうです。コピーをするのも普通の機械ではできず専門のお店で複写してもらいました。なんとか内枠とスクロールの型紙ができました。

February 14, 2006

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テナーヴィオラの製作

　２，３日前バイオリンを弾いて疲れたので、ソファーに寝転がりふとバイオリンより低い音のする擦弦楽器で、寝転がっても弾ける楽器ってナニがいいだろうと思いました。ビオラではそんなに低くないし、チェロでは大きすぎて寝転がっては弾けないしということで両者の間の大きさのテナービオラがいいと気が付きました。しかし、テナービオラなんていうのは、ピリオド楽器で現在博物館で見ることができるくらいか、まれにバイオリン製作者が作るくらいなものでめったな事では、弾く事がありません。現在ビオラと言うとたいていアルトビオラのことを言いますが、バロックや古典の時代の作曲家にはテナービオラの指定のある曲もあります。現在ではアルトビオラやチェロを使って代弾きをしています。なんでテナービオラが使われないかと言いますと多分、アルトビオラのように首ではさんで弾くには大きくて重いし、手が届きにくくてたいへんなためかと思います。またチェロのような響きのある低音がでないためだともおもいますが、明日から仕事のヒマな時間を見つけて製作を始めるつもりです。

February 13, 2006

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