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人が2人以上集まれば、必ず意見が分かれるという。
しかし、一緒に行動しなければならないとなると、その方向を定めなければならない。 意見が分かれた場合、お互いが主張の限りを尽くして妥協点を見出し、最終的に何らかの結論を得て、皆がそれに従うこととする。 これが民主主義だと教わった。 が、今の国会では、この民主主義はない。 一部の人達が政策を決めて、形式的に議案として上程し、形ばかりの審議を行って数の論理で決めて行く。 いつからこんな状態になってしまったんだろう? 水道法の改正では、飲料水の質を落とすことはないか、料金は不当に上がらないかなど、きちんと説明されることもなく国会を通過していった。 野党は先進事例を示して、失敗しているぞというのに、政府は成功事例を出すこともできずにいた。 もちろん、民間委託がもたらす効果すら説明できていない。 だけど最後は数で勝負した、というか最初から数で勝負するしかなかったと言える。 入管法も結局通過した。 外国人労働者の受け入れが日本に何をもたらすか、野党はその疑問点をぶつけたにも関わらず、政府は何も答えていない。 人口、労働力が減るから受け入れが必要と繰り返すばかり。 技術革新による効率化にも触れずに、現状の労働力が永久に必要であるかのように繰り返すばかり。 そのあたりを突っ込めなかった野党もふがいない。 お互いに頭の血管が着れるくらいに主張して、相手を説得して最後に握手ができるくらいに議論をぶつければいいのに、最後は数に頼めるとして議論から逃げるから、スキャンダルの暴露とか、本題から離れたところで争うことになる。 せめて、改憲議論くらいは、時間無制限で片が付くまでやりあってくれんものかな。 そこまでして決まったものなら国民も納得するんじゃないかね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年12月08日 05時57分16秒
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