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カテゴリ:その他
徴兵制と言っても、日本には軍隊がないことになっているので、そもそもあり得ない話だと思っていたのだが、そうでもなくなってきているのかもしれない。
憲法を改正するかどうかはともかくとして、法律を整備すれば防衛軍という名の軍隊を持つ可能性はあるのではないかと思う。 そこまではやり過ぎというのであれば、まあ今の自衛隊のままでもいいんだけど、義務的な入隊はあり得るのではないかと。 自衛隊は軍隊じゃないから徴兵制ではないよという屁理屈が聞こえてきそうだが、義務的入隊となったら中身は徴兵制だ。 なんで、こんなことを言うのかというと、今の自衛隊は圧倒的に人員不足だ。 極論すれば、今の失業者を全員入隊させたとしてもまだ足りないくらい。 もっとも、今の自衛隊はただ頭数が揃えばいいわけではない。 扱う兵器はハイテクの塊なので、をれを扱う知識と技術が必要。 体力だけで勝負できるわけではないのだ。 なんでこんなに人手不足かというと、少子化の影響だよなあ。 今の自衛隊は士官ばかりで下士官がいないんだもの。 ましてや、海上自衛隊などは護衛艦、潜水艦はガンガン造るけど、それに乗る乗員がいないんだ。 例えば、潜水艦。 乗員が100名必要となっても、ただ、そこいらへんを歩いているやつらを100人集めてくればいいわけではない。 そんなのでは、沈むことはできても浮かぶことはできまいよ。 そうなると、人員不足を補うために、義務的入隊の制度ができるのではないかということだ。 例えば2年間、自衛隊の運用に必要な知力、体力を鍛えておくみたいな。 その初端は間違いなく高校だ。 高校のカリキュラムの中にそういうメニューを組み込むだけでいい。 週2コマでもそのための授業があれば3年間でずいぶんと変わるだろう。 次が大学だ。 大学では、最初の2年は教養課程となっているところがほとんどなので、そこに必修科目を設定する。 そこで2年間鍛えればこれまたずいぶん違うぞ。 高校、大学と5年間鍛えれば、それなりにベースは出来上がるだろう。 あとは社会人になって、企業から半年間の派遣を5年の間に3回行えば、30歳までに十分基礎訓練はできると思う。 こうやって、基礎知識と基礎体力を鍛えておくことで、即応できるようにするのだ。 これで、いざというときに人を集めて半年も訓練すれば実戦投入まで持ち込めると思う。 もちろん、パイロットとかサブマリナーとかはまた必要な課程があるだろうけどな。 そうしているうちに、自衛隊に入隊する人も今よりは多くなるんではないかな? 今は必死にハードを整備しているけど、それを運用する人材が圧倒的に不足している。 それに対応できないと、徴兵制を行うしかなくなるのではないかと思うんだがな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年03月23日 06時02分59秒
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