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カテゴリ:その他
保険証とマイナカードを合体すべく法案が衆議院を通過したそうな。
これで来年秋に合体することが規定路線となったわけだが、ここにきて反対が続出している。 この保険証とマイナカードの合体は医療DXの一環だと認識している。 本人の医療データを一元管理することで、多重受診であるとか薬の過投与だとかを防止することができ、医療費の節約にもなるし、医師もカルテを一元管理することで、余計な検査だとかをしなくて済む。 今まではカルテはその病院でしか管理していなかったので、別の病院に行くには紹介状を書いてもらうか、新規で診てもらうしかなかった。 投薬履歴もお薬手帳で管理している場合はともかく、どこでどんな薬をもらっているのか分からないのを、個人番号でもって管理することで分かるようにするってことではなかったかな? そのために病院や薬局でマイナカードを提示することになるわけだ。 もう一つは、保険証の場合、顔写真もないためなりすましが可能だったということ。 そういう不正防止も期待されるわけで、なぜ反対しなきゃならんのだろう?と思う。 個人情報の流出がというけど、システム上の問題であればともかく、これまで個人情報が流出した件はどれもヒューマンエラーではなかったかな? そもそもマイナカードは義務的なものではなかったので、保険証と合体となればマイナカードの所持が義務になるではないかというのだが、なければ資格確認書とか発行するというので、なくても問題はない。 マイナンバーは税と社会保障のために使われるものなので、日ごろの手続きを考えたら便利になるのは間違いない。 なにかの給付があるときに、マイナンバーで確認することで条件に該当する人に自動的に給付することも可能。 いままでは いちいち申請しなきゃならず、案内の文書が来たとか来ないとかで揉めてたりしただろう? 前に申請したことがあるから、それを使えなんていうけど、そもそもこれは個人情報の流用を認めるってことなので、それならマイナンバーの使用に賛成ってことだろう? まあ、今回のやり方がまずいというのはその通りだと思う。 というか、マイナンバーカードを導入するときのやり方がまずかったな。 マイナカードは他人にやたらと見せるものではないということで、そもそも身分確認ですら使えなかったシロモノだ。 挙句の果てには箪笥の奥にしまっておけなんて話もあったしな。 紛失したらそもそもマイナンバー自体が変わってしまうなんて話もなかったかな? 再発行にもえらい面倒な手続きがあり、時間もかかるなんて話だったけど。 そういうところの手当を何もせずに、いきなり身分確認で使えますとか、保険証と合体だの免許証と合体だのとか、図書館カードにも使えるとか、他人に見せる前提で話を始めたもんだから、そりゃちょっと待てってなるよなあ。 マイナンバーの利用にはやたらと厳しい制限がかかっており、個人情報の流出といっても、所詮は人のやること。 マイナンバーがあろうがなかろうが流出が絶対ないとはいえないな。 運転免許証だと簡単にコピーも許しているし、そこにも個人情報の流出の危機はあるわけだが、これには何も言わないんだもんな。 なんでマイナンバーになったとたんに騒ぎ出す? 高齢斜が対応できないというけど、どれだけの高齢者が対応できないのか? 今どき、70代の人もスマホを使っている時代だ。 高齢斜はスマホを使えないなんて、ずいぶんと高齢者をバカにしたもんだ。 彼らは一番電子機器の発展についていった世代だと思うけどな。 まあ、話はそれたがマイナンバーで医療データを管理するというのは、本人にとってもメリットしかないと思うんだが、そこに機器の故障であるとか、読み取りエラーがあるとか、そんな個別の事象をもって反対するのってどうなんだろう? そんなこと言いながら、私はまだ合体させてないけどな。 来年の秋には制度も固まるし、準備もできるだろうから、それからでいいだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年04月28日 05時55分26秒
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